JICA海外協力隊の世界日記

いとうきららのハホナ・マタ~タLIFE

伝統料理 in Botswana

配属先の同僚が仕事中に「Traditional Foodが恋しいわ~。」と呟くぐらい、私の配属先付近ではなかなか手に入らないボツワナの伝統料理があり、私の任地から南に国道を1時間ほど走った地域に行くと手に入れることができます。(探せばもっと近くにあるはず・・・)

それがこのお弁当(写真上)。

一見、普通の弁当ですが、よく見ると確かに牛肉以外は具材の原型が無く、餡子のように練られているよう。食感は、ねっとりという言葉が一番しっくりくる。

調理法(写真上と下)は、屋外でお鍋を直接火にかけて、具材を練り込む。いわゆる、ブライ(Braai)と言われるボツワナ式バーベキューの方法で調理することが重要で、且つ伝統的らしい。煙をかぶったような独特な香ばしい風味を感じることができるというのも魅力のよう。

具材のレパートリーは複数ありますが、私が選んだ具材は以下の3つ。

まず、緑色の練られたものは「モロホ」と呼ばれる伝統料理で原型は青菜のような野菜。他に何の粉を混ぜているかは不明。私がいつも食べている「モロホ」は、前回の記事にも掲載した写真左上の青菜の原型そのもの。

オレンジ色の練られたものは「ボホベ」と呼ばれる伝統料理でソルガム粉を混ぜて練られたもの。味を一言で言うなら、酸っぱいという言葉がしっくりくるでしょうか。なかなか癖が強い味で最後まで食べ続けることが難しいというのが個人の感想です。

上に乗っている牛肉は「セスワ」と呼ばれる牛肉の煮込み伝統料理。塩くらいでしか味付けしていないからか、牛肉の風味を存分に楽しめる料理。

他にもたくさんボツワナ料理がありますのでまた今度ご紹介します!!

それでは!

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