JICA海外協力隊の世界日記

いとうきららのハホナ・マタ~タLIFE

どっちの国?【サル編】

突然ですが、

アフリカのボツワナに生息するサル、そして中米のコスタリカに生息するサル、①と②どちらがどちらだと思いますか?一度見たことがあればわかるかもしれません。

正解は・・・

①のサルがコスタリカのサル「カラ・ブランカ」でした。

②のサルがボツワナのサル「ベルベットモンキー」です。

それぞれの特徴からわかる違いを見ていきましょう。

①の「カラ・ブランカ」はスペイン語でつけられた名前で意味は「白い顔」です。

その名の通り、顔部分が白い毛で身体が黒い毛で覆われています。

毛がもふもふしていて顔の表情も柔らかく、尻尾は太く長いのが特徴のようです。見つけた場所は、コスタリカのマヌエル・アントニオ国立公園です。太平洋に面していてナマケモノも見つけることができて、約30ヶ所ある国立公園の中でもかなり人気スポットです。

では、②の「ベルベットモンキー」の顔の色はどうでしょうか。

そう、逆に顔が黒くて身体が白いんです。

私は見つけたときに「色が逆になってる!カラ・ネグラ!」と気づき、少し感動。(ネグラはスペイン語で「黒い」です。)

違いを見つけるって、面白い!

毛は短くサラッとしていて顔の表情は険しく、尻尾は細く長いのが特徴のようです。実は首都ハボローネで木の枝の上を走っているところを見つけました。数も多く目立つので誰でも簡単に見つけられます。名前は他にも「サバンナモンキー」とも呼ばれていて、ボツワナのサバンナでも暮らしているようです。首都にも住み着いているのはやはり餌が多いからでしょうか。ボツワナでは国中どこにいてもなにかしらの動物と会える気がします。共存ってやつですね。でもコスタリカの首都では犬と猫以外の動物は全然いなかった・・・

それでは。

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