JICA海外協力隊の世界日記

ラグビー隊員がインドで瞑想(迷走)日記

インドのラグビー事情

2022424

ナマステ。

2回目の投稿になります。

私の職種はラグビーなので、ラグビーの事を中心に書いていこうと思います。

インドのラグビー事情はかなり特殊です。

前回投稿した通り、インドはとてつもなく広い国です。

1つの州が一国程の大きさがあります。

そうなるとラグビーにどんな影響があるかと言うと、州によってラグビーの普及度が大きく違うのです。

日本で言ったら、東京では10チームあるのに隣の神奈川県では1チームも無いようなイメージです。

ラグビーはイギリス発祥のスポーツです。イギリスの植民地だった影響から、インドの一部地域にはラグビーの歴史の深い地域もあります。

ヨーロッパのラグビーに詳しい方なら聞いたことがあるかもしれない、カルカタカップ(イングランドvsスコットランド)はインドの地域名が由来しています。

つまり長年ラグビーが親しまれている地域と、新規導入している地域と大きく2極化しているのが現状です。

私が配属されているグジャラート州は、ラグビーが2016年頃から導入され始めた地域です。

2016年はIRFU(インドラグビー協会)が全国を対象に普及活動を開始した時期で、多くの州がそこからラグビーを導入しています。

(写真はIRFUが2021年12月に主催した全国大会の告知)

なのでグジャラート州内でのラグビーの知名度は低く、どんなスポーツなのか見当もつかないような人が多い印象です。

私は、私立の学校の寮で生活しており、その学校で主に部活動として高校生と中学生の年代を対象とした指導を行っています。

同時に、学校外での普及活動や州選抜チームの編成・指導を行って日々を過ごしています。

具体的なことは後日、同ブログで紹介させて頂く予定ですが、かなり変則的で日本とは何もかもが違う環境で指導しています。

現在、約半年が過ぎ、ようやくそんな環境下で指導することに慣れてきた状況です。

また、日々の生活でも困惑することが沢山あり、普通に一日を過ごすだけでもかなりエネルギーを消耗します。

という事で、前回と今回は大まかな全体像を理解して頂ければと思い、インドとインドのラグビー事情のざっくりとした紹介をさせて頂きました。

次回からは、刺激的な毎日をお伝えするような内容を予定しています。

以上

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