JICA海外協力隊の世界日記

岩月美樹の中南米、グアテマラ生活!

グアテマラでの入院体験

こんにちは!
中米、グアテマラでコミュニティー開発隊員として活動している岩月美樹です。

今回は、グアテマラで初めての入院体験談について書きたいと思います!

7月〜8月にかけての1ヶ月間、ずっと病気で寝込んでおり、日本に帰りたくて帰りたくて仕方がありませんでした。
日本では風邪もほとんど引かない健康体だったため、病状が悪化したり、新たな症状が出たりすると凄く不安になり、家族や友達やJICAの健康管理員さんに、時差を考えることなく半べそで電話をかけては支えてもらいました。
簡単にLINEで国際電話ができるこの時代にも感謝です。

結果から申しますと、、、
まず、風邪(検査が遅かったのですが多分インフルエンザだったと言われました)。
その後、喉が痛すぎて水が飲めず脱水症状で倒れる。
そして、扁桃炎にかかり夜中に痙攣して、救急車で運ばれて入院。
そして、病院で出してもらった抗生物質が強すぎて(およそ日本の倍量)全身に赤い薬疹が2週間出る。
そして、首都で検査。
最後に、服用していた抗生物質と量が体に合っておらず、体内の良い菌まで殺していたことが判明。

トリプルどころか、クインティプルパンチに合った1ヶ月間でした。

人生始めての救急車。
意識の途絶える中、私は周りのグアテマラ人に日本人の心を見せつけたかったのか、律儀に靴を脱いで救急車に乗ったようです。
靴は道路に置き去りにし、病院に到着。
院内ではドクターとナース達が、絶対に見つからない私の靴を探し続けてくださっていったようです。後日、その話を聞いて本当に申し訳なかったのと同時に、グアテマラ人はなんだかんだ優しいな…と感じました。
そのため、私は退院時にホストマザーが靴を持って来てくれるまで靴なし患者でした。

ちなみにグアテマラの入院体験の笑い話は、

(1)入室時にトイレットペーパーがなかった。
トイレットペーパー到着は翌日の退院直前だった。

(2)点滴を吊るす器具のコロコロが錆びていて、コロコロ出来なかった。
真夜中、点滴が腕に刺さったまま、トイレまでコロコロを肩に担いだ。

(3)採血が手の甲で、今までで一番痛かった。
痛すぎて、変な悲鳴をあげてしまった。

(4)入院初日の消灯後、まさかの震度3ぐらいの地震があった。
出口も分からない病院&動けない体での地震はとても怖かった。
どんな状況でも、非常口や出口を確認しておくべきだと学んだ。

また、今回、言語も薬も病院も違う異国で病気になることが、いかに大変なことか身をもって知りました。

免疫が落ちているため、完全回復するまでは数カ月かかると言われましたが、一応元気になりました!
今後は体調第一で、活動に取り組んでいきたいと思います!


写真1:入院中に、グアテマラでの入院体験も記録に納めないといけない!っと思って撮った写真。
写真2:入院していた個室。
写真3:グアテマラの入院食。入院食とは思えないほど豪華というか、重めの食事です。日本なら雑炊とかですよね。

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