JICA海外協力隊の世界日記

DjimaとDmegiのJournal Djibouti

配属先の紹介 By MEGI

はじめまして。

じまちゃんと一緒にジブチから世界日記の担当をすることになりました、久寿米木(くすめぎ)です。

珍しい苗字なので、めぎと呼ばれます。

簡単に自己紹介をすると...

元々2019年度3次隊として2020年3月にジブチに赴任予定でしたが

新型コロナの影響で延期となり、2022年5月に初めてジブチに降り立ちました。

職種は青少年活動で、主に子どもに関わる活動をします。

協力隊応募前は看護師として働いていました。

職歴を話すと「なんで医療系の職種じゃなくて青少年活動なの?」と尋ねられることが多々あります。

あまり職種にこだわらず幅広く要請を探していて

青少年活動の要請内容に興味を抱きそのまま応募した、という感じです。

つづいて、配属先の紹介をします。

私の配属先は「カリタスジブチ」という人道支援を行う団体です。

主にストリートチルドレンや貧困家庭の子どもが利用する施設で、1日平均80人の子どもが来ます。

カリタスジブチを利用する子どもの多くは、隣国エチオピアから来た子達です。

彼らは内戦や貧困などさまざまな理由で家族と離れ、ジブチにやってきて路上で生活します。

配属先は週6日開錠しており、食事・衣類・医療の提供、その他さまざまなアクティビティを実施します。

私は活動指導員とともに、午前中のアクティビティを実施しています。

ここで働く職員やボランティアは、意外とジブチ人が少なく、

ケニア人、エチオピア人、カメルーン人、フランス人…とかなりグローバルです。

最後に、嬉しかったことを載せます。

先日、日本からリコーダーと鍵盤ハーモニカが届きました。

なんと長崎県の佐世保南高校の学生さんが主導となり、子ども達のためにと楽器を集めて寄贈してくださったのです。

早速、子ども達に渡しました。

すると、みんな大興奮。

鍵盤ハーモニカ 弾いているところ.jpg

自分で音を奏でるという初めての経験。

夢中になって、好きなように弾いています。

「もう時間だから今日の楽器はおしまいだよ」と言ってもなかなか弾くのをやめません。笑

そして、こちらは楽器とともに届いたお手紙です。

主体となって楽器を集めてくれた高校生お二人からです。

フランス語の手紙 (1).jpg

なんとフランス語で書いてくれました。感動。

寄贈してくださった楽器にも、ひとつひとつ丁寧に名前やメッセージを書いてくれていて

お二人の気持ちがすごく伝わってきます。

彼女たちの思い、行動のおかげでカリタスジブチを利用する子ども達が

とても貴重な経験を得ることができます。

井上さん、田村さん、本当にありがとうございます。

こういう繋がりができて、そのおかげで活動が展開できて幸せだなと感じました。

今後も楽器演奏を取り入れた活動をしていく予定なので

随時こちらに載せていきたいと思います。

その他の活動の様子も随時お伝えしていきます。

それでは。

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