JICA海外協力隊の世界日記

DjimaとDmegiのJournal Djibouti

大使公邸インターン➃ By JIMA

Boujour!! ジマです。

長く続いた大使公邸インターン編も最終回です。

インターン最終日の会食は大使がプライベートで配属先の校長先生を招待してくださり、プチ修了試験&修了証書授与式も最終日に行いました。

ワタシ自身も着々と裏方仕事を進めていました。

こちらは修了証書の作成中の写真、在ジブチ日本大使の大塚大使とJICAジブチ所長金田所長、配属先の校長先生のサインが入れば完了です。こうやってただの紙に価値が出てくるんだなぁなんて思いながらサイン集めしました。ぶっちゃけすぎですか?

その他の裏方仕事といえば

「労働時間の管理のためのタイムカードの作成」ちょっと日本的ではあるけどこれも彼らと私にとっての経験です。

「毎日やったこと、感想などのメッセージを送ってもらう」まぁレポート的な感じです。

などなど。

自分的には自分の技術的な活動は製パン技術を教えることにしているので、日々の実習で日本食をすることはほぼありません。コロナ前の活動のときは日本食もしていたのですが、残念なことにジブチ人にとっての和食って不思議な食べ物で、おいしい!これの作り方知りたい!みたいにならないんですねぇ。自分に置き換えて考えてみると、高校の食物調理科でアラブ人の先生来たからって毎回馴染みのないアラブ料理実習されても、まだまだ経験の少ない高校生にとってめっちゃ美味しいわけじゃないだろうしモチベーション上がらない気がするんですよねぇ。

ってわけで日本食はスペシャル実習で!と決めました。私以外の講師の先生にお願いすることで非日常感もあり、毎回じゃないからこそ印象に残る。そういう戦略です。

そうするとインターンが終わった後のサディックがとっても日本食に興味をもちだしてくれていて、そんな生徒にはもちろん私も教えていきたいなと思います。

さてさて、がんばったふたりの授与式の姿をみてください!

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いやはや感動です。大きなハプニングもなく無事終わりました。

このあと彼らはジブチ市内にあるホテルに3か月のインターンプログラムに出発しました。

今後もこの2人から料理って楽しいな、サービス格好いいな、日本食やってみたい。みたいな小さな波が周りの生徒にもいい影響を与えてくれたらわたしは嬉しいなと思います。

最後に、今回プライベートでこのインターンを受け入れてくれた大塚大使、山下料理人には感謝しかありません。

大塚大使は協力隊がジブチに再赴任してきてからいつも私たちのことを気にかけてくださっています。配属先に訪問していただいたりこういった活動も受け入れていただき、いつも応援してくださってます。

わたしたちは大きいことはできないけど小さいことをコツコツと協力隊らしくがんばります。

長かったインターン編も終わりです。次は何書くかなぁ。

JIMA

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