JICA海外協力隊の世界日記

KAI DIAK!~どっちから読んでも甲斐元気~

UNDOKAI(運動会)

先日、東ティモールにある唯一の国立大学(UNTL)にて「UNDOKAI」が行われました。

JICA海外協力隊体育隊員5名が企画・運営。

UNTLで体育教員を目指して勉強している大学生を中心に、日本人(協力隊員・JICA関係者・在留邦人など)と併せて約30名が参加。

IMG-20240318-WA0101.jpg選手は赤団・白団に分かれて頭にハチマキを巻き、開会式では両国の国家斉唱や両国の選手がそれぞれの言語で選手宣誓をし、準備運動をするなど、日本さながら。

選手として参加してくれた木村徹也大使のテトゥン語(東ティモールの公用語)の挨拶もありました。

今回のUNDOKAIでは3種目が行われました。

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1.もの取り
日本の「棒取り」(両チームの中心に置かれた棒の取り合い)を参考にし、棒の他にボール・タイヤ・サンドバッグ・コーンをポイント制にして奪い合いました。
合図と同時に全員が全力ダッシュ。タイヤやサンドバッグ等の大きな物は複数人での奪い合いが見られ大盛り上がりでした。

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2.騎馬戦
日本と同じルールで実施。(3人が馬、1人が騎士になり、相手騎士のハチマキを奪う)
騎馬の作り方やルールを手取り足取り説明すると、騎士が「ハチマキは固く結ぼう!」と作戦を考える姿が。
1回戦はたどたどしさが見られたものの、2・3回戦は馬・騎士・団内で戦略を練る様子がみられました。

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3.玉入れ
玉は体育隊員が1つ1つ手縫いで作成(約200個!)し、カゴは隊員が段ボールを持つことで代用。
1つずつ投げる選手が多い中、日本の大会のように複数個をまとめて投げる選手も。
途中でダンスタイムを設けるなど終始ハイテンションで、笑顔で楽しく競技する姿が見られました。

全競技終了後は閉会式。

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どうやって発表したら盛り上がるかな、楽しんでもらえるかな、と直前までスタッフは協議をしていました。

結果(得点)発表の瞬間、は勝ったチームは大喜び。
負けたチームは悔しそうにしつつも充実した表情がうかがえました。

最後は全員で記念撮影。

個人的な意見ですが、東ティモールで行われる各種イベントは時間通りに進まない(遅れる)ことが多々あると感じています。
しかし今回のUNDOKAIは予定より早く終えることができました。

また参加者は誰一人としてケガをすることなく終われました。

体育隊員たちが活動の合間や休日を使って何度もミーティングをして計画をたて、他の隊員やJICA東ティモール事務所職員らが協力する。

日本人のチームワークが発揮された、大成功のUNDOKAIだったと感じました。

今後は体育隊員が活動をしている学校でも行いたいと考えているようです。
隊員のカウンターパートも見学に来ていたので、きっと良いイベントになることでしょう。
また、今回のUNDOKAIに参加してくれた学生が先生になった時に、それぞれの学校で開催してくれればという想いも込めているそう。

UNDOKAIは世界各地の体育隊員が開催しています。(詳細は「運動会 協力隊」などで検索してみてください)

私も高校以来約20年振りに参加し、中学3年で団長をやったな~、小学校から高校まで学年リレーを走ったな~などの思い出を振り返りました。

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もの取りでは現役の体育大学生とタイヤの奪い合い(上の写真参照)をしましたが、まだまだ負けてないぞ!衰えていないぞ!という自信をつけることもできました。笑

UNDOKAIは勝敗だけでなく、身体を動かす楽しさ、協調性や団結力を育むこと、他者を応援することなど、様々な学び・気づきを与えてくれる日本の文化といえるイベントだと思います。

JICA東ティモール事務所のfacebookでも写真付きで紹介(下記リンク参照)されていますので是非ご覧ください。
JICA Timor-Leste Official Facebook Page

【余談】
今後の東ティモールの体育現場にUNDOKAIが根付いていって欲しい。
それなら東ティモールならではの要素を取り入れるべきだ、と一人で勝手に考えてみました。

・頭にはハチマキではなく伝統織物のタイスを巻く
・主要産業であるコーヒー豆を使った競技(箸でコーヒー豆を移動させたり、スプーンに乗せて走る(バトン代わりに)とか)
・トランプ投げ(道端にトランプが大量に捨ててあることが日常茶飯事)
・空き缶飛ばし(ビンタンビールの空き缶を遠くまで蹴るor投げる、優勝者にはビンタン1年分)
・サテ(焼き鳥)の早刺し(10本を一番早く串刺しにできた人の勝ち、優勝者にはサテ1年分)
・カトゥパ容器の早編み(10個を一番早く編めた人の勝ち、優勝者にはカトゥパ1年分)

果たして次回の運動会で採用されるのか?!乞うご期待!!

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