JICA海外協力隊の世界日記

KAI DIAK!~どっちから読んでも甲斐元気~

機関紙完成!

bondia!di'ak ka lae?

今日はお知らせです!

この度、東ティモールで活動するJICA海外協力隊員の有志で作成する機関紙「HADOMI no DAME」の最新号が完成しました!

コロナ禍前の2020年1月発行のNo.5以来、約5年振りの復刊となるNo.6は過去最多の全48ページ・フルカラーです。

「HADOMI no DAME」は、東ティモールの公用語の1つであるテトゥン語で「愛と平和」を意味します。

東ティモールは日本語の観光ガイド本が無く、インターネットやSNSから得られる情報がとても少ない国です。

そのため、この隊員機関紙は東ティモールの最新情報を発信する数少ない媒体の1つといえます。

私自身、派遣前には過去の機関紙を何度も読み、東ティモールへの思いを馳せていました。

2023年1月の隊員派遣再開後、復刊の声が隊員内でチラホラ挙がりはするものの具体的な動きが見られないまま約1年経過。
私は元々、誰かが動いたら便乗しようとは考えていたので「こうなったら自分でやろう!」と一念発起し、昨年2月末に隊員に声をかけ実行委員を結成。

誰一人として雑誌等の作成経験が無い中、各々の活動の合間や休日を使って作業する日々。

過去の機関紙製作に携わった先輩方に連絡を取りアドバイスをもらったり。

約1年かけて情報収集・ミーティング・記事作成・業者とのやり取り等を行い、やっと完成しました。

冊子になった実物を手にした瞬間はとても感慨深いものがありました。

活動中の隊員紹介はもちろん、5年の間に東ティモールで起きたニュース、首都ディリの最新グルメ・お土産情報、地方の観光地写真など情報満載。
東ティモールで奮闘する元JOCVや日本企業の紹介もあります。

我ながらなかなかの出来では、と思っています。

東ティモールのことを知りたい方そして全く知らない方、JICA海外協力隊を目指す方、とにかく色んな方に読んでいただければ嬉しいです。
電子版(pdfデータ)は以下のリンクからダウンロードできます(バックナンバーも併せてご覧ください)。
≪日本語≫https://www.jica.go.jp/overseas/easttimor/media/index.html
≪英語≫https://www.jica.go.jp/english/overseas/easttimor/media/index.html

なお、このような隊員機関紙は各国でJICA海外協力隊員が作成しているようです。
隊員目線で作られる機関紙は、市販されているガイドブックとは一味も二味も違うローカル感が魅力だと思いますので気になる方は検索してみてください。

なかなか大変だったけど、機関紙製作を通してこれまで以上に東ティモールが好きになりました。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

até tempu seluk!(テトゥン語で「アテテンプセルク!/またね!」)

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