JICA海外協力隊の世界日記

ジャマイカではたらく鳥取県職員

県道の測量調査

Starting Point

この日は、配属先のウェストモアランド県の道路工務課(Roads & Works Department)の外業に同行してきました。内容は県道の修繕箇所を検討するための現況調査。早速電信柱に思いっきり「0+00」!と赤スプレーでマーキングしていますが、これは「0_00m」の意味で測量の起点を示しています。

日本でも測量調査や工事の際に路面などにマーキングしますが、もう少し目立たないようにする気がします。というか、そもそも電信柱は県の所有物ではないのでは。ノー・プロブレム

Inspection Sheet

上のシートは、道路の幅や路面状況、道路排水などの構造物の状況を記録するためのものです。市街地や郊外住宅地は、比較的アスファルト舗装(穴ぼこはよく見かけますが)され側溝も設置されているところが多いですが、中山間部の集落になると、未舗装で側溝もなく轍や雨水などの影響でガタガタな道路がほとんどです。

しかしながら、県の予算は非常に限られているため、事業化の順番待ちだったり、舗装されてもスポット的だったり、というのが実情のようです。

Measuring

測量は、日本でも使われる「ロードメジャー(Measuring Wheel)」で、コロコロ転がしながら歩いて計測していきます。と思いきや、中山間部の道路では交通量が少ないのもあってか、あるいは同行した同僚が単に面倒臭がりなだけなのかは分かりませんが、上の写真のように、車に乗ったままメジャーだけ窓の外に出して計測します。なんてワイルド。

ちゃんと測れているのか気になりますが、事業化検討の段階なので、あまり正確さは求められていないということなのでしょう。ノー・プロブレム

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