JICA海外協力隊の世界日記

ジャマイカではたらく鳥取県職員

ジャパン・カルチャー・セッション

※本投稿は、新型コロナウィルスの世界的感染拡大を受けたJICA海外協力隊の一時帰国前の活動をお届けするものです。
 【参考】新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえたJICA海外協力隊の対応について

Mix n’ Mingle

日本では桃の節句の頃、同じ任地ウェストモアランド県サブラマで環境教育の分野で活動している矢櫃隊員のアレンジメントで、「National Council for Senior Citizens(NCSC)」という国の労働・社会保障省(Ministry of Labour and Social Security)の事業の一環で、地元のシニアの皆さんに日本文化を紹介するセッションを一緒にさせてもらいました。NCSCは、日本の老人クラブのような活動で、ウェストモアランド県の事業担当者から環境教育隊員に依頼があり実現したものです。

Japan Culture

セッションは二部構成で、前半に日本文化紹介、後半に折り紙体験をしました。日本文化紹介では日本語の挨拶から始めて、日本の自然や食、歴史、経済、生活などをプレゼンしました。折角の機会なので、鳥取県とジャマイカ・ウェストモアランド県との交流についても紹介させてもらいました。

質疑応答では「日本の成年年齢は何歳か?」など、プレゼンの内容と関係ないマニアックなものも多かったですが、馴染みのない日本に関心を持ってもらえたようで嬉しかったです。

Origami, Paper Folding

折り紙体験では、ハートバラの花の2種類にチャレンジしました。写真はハートが完成したところです。

角を揃える、しっかり折り目をつけるといったことがなかなか初めて折り紙を体験する方には難しいので、なるべくシンプルなものをチョイスしたのが功を奏しました。一方、バラの花はやや難しかったようで、参加者ごとに出来上がりにバラツキが出てしまいましたが、冒頭の集合写真のバックにあるように、木の幹と枝を描いた画用紙に貼ると「Lovely!」と歓声が上がってホッとしました。

今回のセッションをアレンジしてくれた矢櫃隊員にもコメントをもらいました。

「この度ご縁があり、任地のシニアの皆さん向けにジャパン・カルチャー・セッションを開催させて頂きました。普段は活動上、小学生を中心とした生徒と関わることが多く、セッションを通してシニアの皆さんと交流できたことは非常に良い機会となりました。今後も皆さんとまた何かご一緒にできればと思います。」

反省点もたくさんありましたが、機会があればまたチャレンジしたいです。日本っていいなぁ。

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