JICA海外協力隊の世界日記

ジャマイカではたらく鳥取県職員

ロバ・レースとカルチャー・デイ

Donkey Races

任地ウェストモアランド県(ウ県)が誇るリゾートビーチエリア、ネグリル(Negril)で面白いイベントが開催されました。1つ目は、ロバ・レース。地元のロータリークラブ(Rotary Club)が例年主催しているもので、リゾートエリアということもあり、外国人観光客がたくさん来場していました。会場では馬券ならぬロバ券が売られて競ロバが楽しめたり、飲食ブースや子供向けのアトラクションがあったりと充実。

肝心のレースは、颯爽と駆け抜けるロバもいたり、”Stubborn as a Donkey(ロバのように頑固)”というフレーズよろしく、騎手が引っ張って歩かせるロバに笑いが起きたりと、競馬とは違ったほのぼのした面白みがありました。レースの様子が公開されていたので、併せてご覧ください。(下映像出典:Rob Graves氏のYouTube

Culture Day

2つ目のイベントは、鳥取県とウ県との交流事業を協働しているNPO「NEET(Negril Education Environment Trust)」が主催するジャマイカ文化イベント「Culture Day」。ネグリル周辺の学校が複数参加し、学校ごとにジャマイカ伝統のダンスや歌、寸劇などを支援者や来場した外国人観光客に披露していました。歌や寸劇はジャマイカの現地語「パトワ語(Patois)」のオンパレードでしたが、演目の後にそれらの意味や背景などを補足説明しているのが、外国人フレンドリーな素晴らしい気配りだと思いました。

写真の生徒たちが着ているのはジャマイカの民族衣装「バンダナ(Bandana)」。インド由来の「マドラス・チェック」という生地で作られ、ジャマイカがかつて英国領だった時代に、インドから持ち込まれて広く普及したものだそうです。

【参考】バンダナについて(港区Webサイト)

Flyer

ジャマイカのイベントチラシやポスターなどにありがちなのが、カラフルでビビッドな配色(特にジャマイカン・カラーの緑、黒、黄、赤が大好き)で文字多め、その割に肝心の情報(イベントの開始時間や参加費など)が見当たらない、というもの。

文字多めなのは日本語と英語の違いもあるかもしれませんが。活動でチラシの案を作って同僚に見せた際に、シンプルなチラシにしたいのに、あれこれとダメ出しを受けたこともあります。ジャマイカ人に伝わらないと始まらないので仕方がないのですが、ジャマイカ人の感覚はムズカシイ。 (上画像出典:前述のNPO「NEET」Facebookページ

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ