2020/07/04 Sat
活動
鳥取と世界をつなぐグローバルトークリレー


オンライン・トークイベントに登壇
新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大を受けた一時帰国が続く中で、私の出身地の鳥取県JICAデスクから、ジャマイカでの活動などをお話しする機会をいただきました。「鳥取と世界をつなぐグローバルトークリレー」というトークイベントで、オンラインでの開催でした。
【参考】鳥取と世界をつなぐグローバルトークリレー【第2回】(JICA中国ページ)


「国際協力」×「企業」×「自治体」
上のチラシ画像にあるように、私は、鳥取県からの現職参加ということで、『「国際協力」×「企業」×「自治体」』というサブテーマの中で、自治体の視点からお話しました。県内向けのイベントでしたが、オンライン開催ということもあり、県外からも複数の方が参加されていました。また、大学生を中心に、中高生の参加も多かったのですが、これもオンラインの特徴なのかもしれません。
お話しした内容としては、ジャマイカの紹介と鳥取県との交流から始めて、配属先であるウェストモアランド県の紹介と以前世界日記でもご紹介した土木技術の向上に関する活動や鳥取県との交流に関する活動などの様子、そこからの学びなどをお伝えしました。
また、企業の視点では、鳥取とインドで教育分野のソーシャルビジネスを展開するイッポラボ合同会社の田中大一代表が、インドの紹介や事業にかける想いや展望などをお話しされ、ビジネスと国際協力の両立に感銘を受けました。
【参考】イッポラボ合同会社のサイト


将来の国際協力の担い手へのバトン
プレゼン後の質疑応答では、「協力隊を目指すうえで、大学で何を学んだらよいか?」「県庁で国際関係に携わる仕事があるか?」など、学生の皆さんを中心に質問をいただきました。
私からのお答えとしては、1つ目の質問については、必ずしも大学で国際関係を学ぶという選択肢だけではなく、私が行政や土木の知識や経験で活動したように、協力隊には多様な専門性を活かした職種があること、2つ目については、鳥取県の場合では、国際協力としては限定的であるが、私が所属する部署では国際交流や多文化共生に関する事業、インバウンドなどに取組む観光事業、海外とのビジネスに関する商工事業など、広く国際分野に関わる事業はいくつかあることをお伝えしました。時間いっぱいまで質問が絶えず、熱心な学生の皆さんに心打たれました。
参加者の皆さん、とりわけ学生の皆さんの国際協力への関心が高まり、今後の学生生活や進路の参考になれば幸いです。
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