JICA海外協力隊の世界日記

お米日記 in アフリカの真珠

恵みの雨

こんにちは。

日本はだんだん暑くなってきた時期でしょうか?

任地・チボガ県では、第2期に植えた稲が続々と出穂し、一番大変な鳥追いの時期に突入しています。

ウガンダには、国鳥であるホオジロカンムリヅルなど1000種類以上もの鳥がいると言われており、チボガ県でも、様々な野生の鳥を観察することができます。

しかし、この鳥たちは稲にとっては天敵。

農家は案山子を立てるなど工夫していますが、効果は低く、人が畑を見張って鳥追いをしなければ、せっかく育てた稲があっという間に食べられています。

この鳥追いが大変なために、稲作を断念する農家も少なくありません。

稲作のもう1つの問題が天候

特に、陸稲は天候によって収量が大きく左右されます。

今回の雨季は6月中旬までは続くと言われていましたが、予定よりも1か月ほど前からだんだんと雨が降らなくなってきました。

このせいで、出穂し、収穫を間近に控えた稲がだんだんと枯れ始めてしまいました…

稲だけでなく、メイズや豆などの主要作物も干ばつの影響を受け、今季の農家たちは大きな被害を受けました。

鳥の被害は抑えられても、天候には勝てません。

雨がすっかり止んでしまい、私も収穫を迎えられないかもと心配していました。

しかし、先週久しぶりに雨が降り、その後、それまで雨が降らなかったのが嘘のように毎日雨が降るようになりました。

まさに恵みの雨

このおかげで、枯れ始めていた稲が再び元気を取り戻しつつあります。

このままいけば、何とか収穫できそうです!

今後も雨が続き、立派な稲が収穫できるように農家と共に頑張っていきたいなと思います。

そろそろウガンダに来てちょうど1年!

残り1年もケガ・病気にあわず、精一杯頑張っていきたいと思います!

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