JICA海外協力隊の世界日記

ここはアフリカ、モザンビーク

#21 ナンプラ旅行

ナンプラ州にはモザンビーク唯一の世界遺産「モザンビーク島」があります。
任地に住む私の友人(モザンビーク人)が8月に休暇をとりナンプラで過ごすというので、私もナンプラまで遊びに行って、モザンビーク島などを案内してもらいました。8月のナンプラ旅行についてご紹介します。

写真はナンプラの中心街に建つファチマ聖母大聖堂で、街のシンボル的な存在のようです。

私はナンプラまで首都のマプトから飛行機で行きましたが、現地の人達は車で2日間かけてナンプラまで行く割合が多いようです。

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友人にナンプラ空港まで迎えに来てもらい、彼の友人を紹介してもらい、彼の奥さんの実家に泊めてもらい、至れり尽くせりでした。

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友人は休暇中で、旧友たちに会ったりするのに忙しく、私は滞在させてもらっているお家で彼の子ども達や奥さんの家族と一緒に2日ほど過ごしました。

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またある1日は、彼が昔働いていた職場や住んでいた家を紹介してもらいました。


モザンビーク島へ

インド洋に浮かぶモザンビーク島は、アラビア商人やポルトガルのインド洋貿易の拠点となった島。ここは交易により東西の文化が入り交じる都市で、島にはアラビアやポルトガルの影響を受けた歴史的建造物が並び、ポルトガル統治時代の要塞や教会などが今でも残っています。(世界遺産マニアより)

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ナンプラ市からモザンビーク島へは約180kmあり、車で3時間弱かかります。朝帰りの友人は途中で仮眠を取りながら運転してくれ、アフリカ大陸から桟橋を越え、念願のモザンビーク島へ上陸しました。ヴァスコ・ダ・ガマをはじめとする偉人の像がたくさんありました。

サン・セバスティアン要塞

モザンビーク島の北端に位置する要塞で、サハラ以南のアフリカでは最初のヨーロッパの建築物とされるほど歴史の深いものだそうです。(世界遺産マニアより)

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ノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂

サン・セバスティアン要塞の東側に位置する教会跡。ここは要塞よりも以前に作られ、当時ポルトガルで流行していたマヌエル様式の建造物でもあるようです。(世界遺産マニアより)

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サン・アントニオ教会

島の南側に位置する教会で、調べても情報が出てこなかったので、次回滞在時に調べてみようと思います。

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ショーカス海

モザンビーク島からアフリカ大陸に戻り、少し北にある半島のビーチ。透明度が高く、きれいな海でした。

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ナカラ港

モザンビークの主要商業港のひとつ、非常に大きな港で魚市場もありました。

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任地ではタコが売られているのを見たことがないので、ここでタコを買って帰りました。


ナンプラ市からモザンビーク島、ショーカス海、ナカラ港の日帰りの旅が終わり、その翌日の朝に友人にナンプラ空港まで送ってもらいました。

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当時の自分の情報網ではモザンビーク島の情報を手に入れるのは難しく、現地の知り合いの助けがなければモザンビーク島には行けなかったと思うので、友人には本当に感謝しています。

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タコは飛行機でマプトまで運び、タコ料理を楽しみました。

今回はモザンビーク島は日帰り旅だったので、次回はじっくりとモザンビーク島で過ごしたいと思いました。
この年末に他の隊員とモザンビーク島に行ってきたので、次回はその様子をお伝えしたいと思います。

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