JICA海外協力隊の世界日記

ここはアフリカ、モザンビーク

#16 Dia do Professor「教師の日」

10月12日はモザンビークではDia do Professor「教師の日」です。この日、先生達は午前中広場に集まり式典に参加し、その後それぞれの学校でパーティーをするのが一般的なようです。

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任地のシャイシャイ市でこのイベントに参加するのは二回目です。今回の式典会場は今年完成したONP(Organização Nacional dos Professores)教員の全国組織の広場でした。活動が二年目になると昨年と比較できて面白いです、昨年の「教師の日」の様子はJICAモザンビーク事務所のFacebook「協力隊員活動レポート」で紹介して頂いています。

今年はアナウンスに従って各学校ごとに広場の中を行進しました。私はシャイシャイ市内の中等教育学校を巡回して活動しているので、多くの列に加わり大忙しでした。

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式典では来賓の言葉、子ども達から先生に向けた感謝の言葉、歌の披露などがありました。また、最後にはダンスを踊って閉会しました。


式典の後は、学校のパーティーに誘ってもらいました。パーティー会場は学校だったり、外の会場だったり、学校によってさまざまなようです。この学校のパーティーは学校内で行われました。


教師の日3.jpg学校では料理担当の先生達が朝からパーティーの料理の準備をしてくれていました。手伝おうとしたのですが、私にできることはほとんどなく、出来上がった料理を運ぶ係をしました。

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パーティーは校長はじめ何人かの先生があいさつをし、ケーキをカットし、シャンパンを開け、料理を食べてダンスを踊る流れです。開始時間が遅れるのはお約束で、ダンスが始まるころには暗くなってしまうので、私はその前に退出しました。


「教師の日」のパーティーをその日にする学校が多いですが、学校によっては日をずらしてパーティーをする場合もあります。私の家の近くの中等教育学校では「教師の日」のパーティーは土曜日に行われました。その学校のパーティーにも参加させて頂きました、もちろん参加費は払いました。

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今回は朝からお手伝いをしました。私はお肉を焼く係になり、鶏肉の炭火焼きはモザンビークのパーティーでは欠かせない存在なので約80人分頑張って焼きました。

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鶏肉の次は豚肉を焼きました。豚肉は脂身が多いので、ときどき炎があがり危険でした。焼くのに苦戦していると、パーティーが始まってしまいました。

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このパーティーにはケーキはなかったですが、あいさつ、ダンス、料理、最後にもう一度ダンスの流れでした。パーティーの様子も学校によってさまざまで面白いです。


「教師の日」の次の週あたりで、生徒が「教師の日」のお祝いのケーキを持ってきてくれる場合があります。

教師の日8.jpg

この写真は去年のものですが、生徒が手作りのケーキを持ってきたり、担任の先生の誕生日と合わせてお祝いをしたり、とても微笑ましい光景でした。

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