JICA海外協力隊の世界日記

Iは何しにJORDANへ!??

体育教師の仕事 in jordan

مرحبا(マルハバ=こんにちは!)

先週は77回目のヨルダンの独立記念日でした!縁起の良い数字ってだけでも気分が上がる単純な金子です!笑

多くの車が国旗をつけて、走っており、祝福ムードでした!

ヨルダンに住んでいると

日本では体験できないような出来事や行事に触れることができます!

ありがたい限りです。

私のヨルダン生活も折り返し地点になり

ヨルダンと日本を比べると

日本って自然(緑)が豊かで「四季」を感じやすいなーと思う次第です!

特に

家からラクダが見えるような所に住んでいると

多種多様な植物や生き物達からの季節を知らせるお便りが恋しくもあります。

そんなセンチメンタルな気分を払拭するためにも

今日は改めて私の仕事内容について書いていこうと思います!

「学校唯一の体育教師」

私が活動している小学校には体育の専門の先生がいません。(中学校には体育の専門の先生がいますが!)

そのため、

1-3年生は担任の先生が体育を教え、

4-6年生は教科制のため、英語の先生や算数の先生が体育を教えている現状です。

「そんな時こそ!!私の出番!!!」

ということで

先生方と一緒に体育を行っています!

基本的には4-6年生を中心に体育を教えています!

1-3年生においては先生方に

今日はさー、体育、やる?どうする??やろーよー!(大好きでやっと付き合えた彼女との初デート中くらいの満面の笑みと共に)

あえて、ラフな感じで伝えることを意識し、まずは気楽な感じで体育実施を促しています!

そして、

体育を二人で行うメリットとして

①生徒達が暴れないように目が行き届く

生徒達が楽しんでいる姿をできるだけストレスなく感じてもらう

以上2点を感じてもらえるように取り組んでいます!

特に

実施頻度の低いクラスの授業に積極的に参加して、生徒達の運動する機会を得るように努力しています。

どうしたら体育ができる?

体育はどの学年の時間割にも週に2回組み込まれていますが、実施するクラスとしないクラスには差があります。 

週に2回体育を行うクラスもあれば、学期に1.2回しか体育を行わらないクラスもあります。

先生方に聞いていくと、様々な要因があります。

①授業進度

②先生、生徒の疲労具合

③休みの前の日かどうか → 休日が近くなると体育が増える!

④天候や気候      → 暑かったり、寒かったりすると体育は減る!

⑤グラウンドの空き状況 → 休み時間終わりに低学年の先生方は体育をやりたがる!

⑥先生のモチベーション → 先生方自身も体育の授業はサッカーしか受けたことがないため、体育をどうのように行えば良いかわからない

※私の学校の現状であり、他の学校と同じとは限りません。


以上の6点は私が同じ学校の同僚から聞いた範囲での要因であり、

他にも私が知りえない様々な要因が複雑に絡み合って体育を行えていないことを重々承知の上で

私にできることとできないことを見極めて、できることにフォーカスすべきだと思っています。

(私の学校は男子校であり先生方も男性であるが、共学や女子校は先生方が女性に限定されています。同じ協力隊員から聞いた話によると、厳格なイスラム教の女性は積極的に運動しないという宗教的な要因もあると知りました。)

ヨルダン男子校での人気No.1種目は?

体育が少ない現状でも実施するクラスが何をするかと言えば、、、

やっぱり!サッカー!!!

そして、授業の大半はサッカーの試合です!

試合に出ない生徒達はお菓子を食べたり、

追いかけっこをしたり

喧嘩をしたりしています!笑

体育教師として

様々な種目を行う努力をしていきたいと思っています。

それが私にできることだと思っています。

日々

体育の必要性について考えさせられる毎日ですが、

現地の先生方に少しでも刺激を与えつつ、

何よりも関わる生徒達の運動するチャンスを広げ、体育を通じて多くの学びを提供できるようにしてい

きます!

次回は

私が意識している「多くの学び」とは何か書いていきます!

مع السلامة(マアサラーマ=またねー)

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ