JICA海外協力隊の世界日記

Iは何しにJORDANへ!??

あなたは「良い子」??

こんにちは!

先日、道を歩いていたら、

車を運転している男性(イケメン)にウインクされた金子です!(笑)

外国人の方って

気軽にウインクできる遊び心があるし、違う捉え方としては自信があって、自己主張の強い文化だなって思いました!(当然、全員ではないと思いますが)

女性の場合、目が合えば微笑みを浮かべる!みたいな文化!

日本人なら、大体無視!!ですかね?!笑

以上のことも踏まえて

今日は

ヨルダン人のある性格面について書いていこうと思います!

 


毎日が闘い?

私の学校では1日必ず1回以上は喧嘩があります!

小学生、中学生

低学年、高学年関係なく多くの生徒達が喧嘩しているのを見かけます!

喧嘩相手に関しても年齢は関係ありません!

なんと!15、16歳の身体の大きい子と小学生が喧嘩をすることもあります。

原因は

悪ふざけから行き過ぎたパターンもあれば,

有り余る元気を喧嘩で発散するパターンもあり、様々です!

当然、授業中も喧嘩があります!

体育の授業なんて喧嘩の宝庫です!笑


例えば

◆球技中にボールが外に出たのか、出ていないのか

◆ゴールなのか、ゴールじゃないのか

◆列に並んでいる際に、自分が1番先頭だったのに、横入りされた結果→取っ組み合い

◆体育の先生である私にも「サッカーをやらせてくれ!サッカー以外は体育ではない!」なんて言ってくる小学生も!笑


はっきり申し上げると、みんな好き勝手言います。笑

特に4、5年生は顕著ですね。。。。

日本で俗に言う「ヤングエイジ」ってやつですかね!?


最初は呆れて、物も言えませんでしたが

ここ最近思うんです。


「それって全て悪いことなのか?」


日本の子ども達は非常に真面目で良い子??


金子調べによると

日本の子どもたちは

良い子どもランキング 世界上位らしいです!(多分!きっと!世界の印象的にもそうでしょう。)

大人の言うことをよく聞いてくれるし

大人の意図を察してくれる。

「空気を読む力」に長けている気がします。

少なくとも

私が関わってきた多くの子どもたちは

俗に言う

「良い子」たちでした。

でも、

今回のタイトルにもある

「良い子」の定義はなんでしょうか?

 

●人に迷惑をかけない子?

●人の意見を尊重してくれる子?

●先生や大人に反抗しない子?

日本の子ども達はその傾向が強い気がします。

コロナ禍で

人との関わりが減り、特にその傾向が強くなったと多くの教育関係者から聞きました。

でも、

先ほど挙げた例に関して言うと

●自分のやりたいことがない

●自分の意見や考えがなく、仲間に同調するしか選択肢がない

●自分の意見を主張してもいい環境で育ってきていない


以上のように捉えることもできるかもしれません!

『豊かさとは何か』(暉峻 淑子)という本の中に

『日本の子どもほど「自己決定権」を奪われたかわいそうな子はいない』

という文章が出てきます。

日本の子ども達が「良い子」に育つのは社会や文化など含めた環境も影響している可能性が高い気がします。

確かに

ヨルダンのように

喧嘩が多いのは良くないかもしれません。

(ヨルダンの大人も子どもと似ていて、自分の意見をただただぶつけるだけの話し合いがたまに見受けられます。)


自己主張協調性

相手にどんな「伝え方」をするかは、非常に大切な考え方だし、スキルだし、

相手の立場や状況などを慮る力がないとできないことだと思います。

かといって

日本のように自分の意見が

生まれにくい・言いにくい環境でいいのでしょうか?

「自分らしい生き方」ができるのでしょうか?


コロナ禍を経た世界の変化や日本と海外での生活の比較を通じて

様々なことを感じています。

皆さんは

ヨルダンと日本

どちらの子どもが『良い子』だと思いますか?

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