JICA海外協力隊の世界日記

Iは何しにJORDANへ!??

運動会!!(後半編)

どうも!金子です!

日中は暑い日が続いていますが
日が沈むのが少しずつ早くなり
夏の終わりを感じ始めたヨルダンです。

更新が滞っていました!!

この夏に実施したことをボチボチ更新していこうと思います!

まずは
運動会(後半編)について
実施種目と所感を書いていきます!
(開催経緯、参加生徒や開催するにあたり僕が大切にしたことは前半編をご覧ください!!)

↓以下リンク!!

https://world-diary.jica.go.jp/kanekoshinya/activity/19.php



種目は3つ
①綱引き
②玉入れ
③台風の目



では、1つずつ詳細を!



①綱引き


形式は一般的な綱引きと同じ!

IMG_7985.JPG
参加メンバーはクラスの半分の人数(約20名程度)とし、2回ずつ行う予定でした!
が、しかし
当日、現地の先生と協力隊員で話し合い
クラス全員参加で2回ずつ行いました!

理由は
・縄が長く、全員一斉に参加できること
・全員参加の方が無駄な説明をせずに済み、わかりやすいこと

結果それが功を奏し
綱引きは大盛りあがり!
生徒達は決着の笛が鳴っても、なかなか縄から手を離さないほどの興奮具合でした!
先生方に関しても積極的に参加してくれました!(ただ、人数バランスを考えずに参加するので、片方のチームに先生5人、もう片方のチームに2人といったことが何回もありました!笑)



②玉入れ


協力隊員が椅子にのり、籠を持って、玉の嵐を受け止める形式で行いました!

スクリーンショット (1).png
制限時間は30秒!
日本と同じで
競技終了後は、協力隊員が2人同時に玉を投げて数を数えていきます!
やっぱりここは大変盛り上がる瞬間ですね!!





ただ
ここでも問題発生!!
生徒達が数え終わった玉をもう一度籠の中に入れようと投げてくるのです!!




いくら勝ちたいからといっても、、、
それはねーー、、



と思っていた矢先、さらに驚くべきことが!!
なんと外で見ていた担任の先生も同じことをしてきます。なんなら、生徒達よりも勝ちたい気持ちが強いみたいで、3つくらい持って籠へ直接いれてきます。
(勝ちたいのって笑いながら、、笑)
まるでダンクシュート。。。
これが本当の籠球(バスケットボール)かい。。。と今なら冷静にツッコミをいれられますが、その時は驚きを隠せませんでしたね!!!

③台風の目


竹は用意できなかったので、
綱引きで使った縄を再利用!

image0 (4).jpg

縄が曲がる分竹よりも難しいし、練習もしてないので、どうなるかわからない!
そのため、タイムは測らずにクラス全員でゴールすることを目標に行いました!

実際に行ってみて、、
勝ち負けがないため、正直あまり盛り上がりはありませんでした。


また、
全員が初めて競技を行うため
・周りの子と速さを合わせること
・内側の子が外側の子を待ってあげること

などなかなか難しかったみたいです!



やはり、
練習し、上達し、その発表の場として運動会がある日本の形は素晴らしいと思いました!

ただ、ヨルダン人を見ていて
一瞬の感情に一喜一憂するのも悪くないことだし、今を大切に生きていると捉えることもできるなーと思いました!!



そして、
当然ながら
課題もありました!

・初めて行った学校なので先生方の協力がほとんどない!先生達は競技中以外携帯をいじっている!
そのため、玉入れや綱引きでは終わった生徒が乱入してくる!!

・終了の笛を鳴らしても、競技をやめてくれない etc..

『まとめ』



情報共有がなかなかうまくいかず
運動会がそもそもどんなものか知らない方々と一緒に実施することは、正直苛立ちも多かったです。
しかし
生徒達の本気の顔や悔しがっている表情をみて、
やはり普通の授業では味わえない高揚感や悔しさに出逢える体験は価値があるなーと!
その感情が爆発する瞬間に立ち会えることは何物にも代え難い喜びです。

また、現地の先生に感想を聞いたところ

「全員が参加できる競技は本当に素晴らしい!!今までなかったから、来年も是非とも行ってほしい!」

と、こちらの目的がしっかり伝わり、嬉しかったです。



今学期は
この経験を活かして、
①現地の先生に協力をしてもらうこと(当たり前の目標だけど、それが一番難しい気がします)
②多くの生徒が参加できる種目を実施すること(ここは継続!!!

を目標に自分の学校でも行っていこうと思います!!


最後に準備物紹介

縄・・・ドミトリーにあったものを拝借
整列・生徒待機用の紐(2本)・・・配属先から
籠2つ・・・配属先から
玉入れ用ボール(新聞紙などの紙を丸めたもの)・・・前任者の方が作成
対戦表、待機場所の紙・・・自分で作成

私の他、体育隊員2名の協力があり、実施できました。感謝感謝です。



それではまた!


مع السلامة(マアサラーマ)

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