JICA海外協力隊の世界日記

Iは何しにJORDANへ!??

心の余裕

前回に引き続き

20年前の日本と今のヨルダンの比較をしていきたい。

(今回の内容は私の私見が多分に含まれます。悪しからず。。。。)
 

【ヨルダンでは街中でよくゴミを燃やしている光景をみる】

 

昔の日本も同じようにあるコミュニティ毎にゴミを燃やしていた記憶がある。

特に覚えているのが

学校内にある焼却炉でゴミを燃やしていたことである。

ちなみに、ヨルダンではゴミの分別もない。

好きなタイミングで、何でも捨てることができる。

(ポイ捨ても当たり前である)
ヨルダンのゴミ事情を見ていると思うことがある。

「環境を意識するためには、まずは自分たちが経済的に豊かにならないといけないのでは?」

「余裕がないと、他人や環境に優しくできないんじゃないかな?」

という疑問である。

だって

生活する上で真っ先に考えることは

家族が飢えに苦しまないこと。

まずは、自分や大切な人達が安心して生きていけることが第一である。

その前提があった上で

地球や他人のことに気を遣える余裕が出てくるはずである。

 

「ヨルダン」タクシー事情

 

ヨルダンへきて

タクシーに乗る機会が圧倒的に増えた。

様々な車に乗る。

ディスプレイがiPad くらいある最新型の電気自動車

「事故したでしょ!!」と見た目でわかるボロめの車

そして、思う。

【いい車に乗っている人】は

・運転安全

・道も譲ってあげる傾向

・クラクションも必要以上に鳴らさない 

・しつこく話しかけてこない=最低限の会話くらい

(金子調べ)

つまり、心に余裕がある。

そういえば、学生時代

とんでもなく彼女を欲していたころ「モテる方法」を研究していた。

その中で

『モテる人は車の運転が上手』と聞いたことがある。 

些細な気遣いや性格が表に出るのがドライブ

「ドライブ王に俺はなる!!!!」と鼻息荒く練習したものだ。笑

(きっと大事なのはそこじゃない。日頃の習慣だ。今ではわかる。わかっているんだ。気づけよ、あのころのおれ)



まとめ

 

「お金があったら、幸せ」

とは言えないし

「お金が全て」

とは全く思わない。

ただ

「お金があることで、優しくなれる可能性がある」

(お金は、良い意味でも悪い意味でも人を変えるのだろう)

お金があることで生まれる余裕(心理的、時間的様々な余裕)によって、

柔らかく

まぁるく

なれるのも事実だと思う。

経済的豊か

精神的豊か

関わりがあると感じずにはいられない。

あとがき・・・

周りとの貧富の格差など相対的なものも関係していて、一概にはいえないだろう。

土地が違えば、状況も違う。

ヨルダンでも、貧しくても優しい人はとても多い。

是非アフリカや南米など様々な国の人の意見を聞いてみたいものだ。

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