JICA海外協力隊の世界日記

Iは何しにJORDANへ!??

立ちはだかる!?「アラブの壁」

いよいよ

ワークショップ開催が近づいてきた。

アラビア語が苦手な私がどこまで大学生相手に伝えることができるのか、、、

不安一杯、胸一杯

やれるだけやりたい。

 

さぁ

今回は

ワークショップ開催に向けて立ちはだかる

『アラブの壁』

について書いていきたい!

 

『アラブの壁』とは

巷(ちまた)で流行している言葉ではない。

自称ライター金子の造語である。 

少し解説したい。

 

《意味》

日本のようにいかないことの通称。

主に宗教や文化関連のことをいう。

 

《具体例》

インシャーアッラー

إِنْ شَاءَ ٱللَّٰهُ‎

直訳で「もし神が望んだならば」というアラビア語表現。

イスラームの教義において将来・未来に関する発言に付け足すようにと定められている文言。

 

こいつがなかなか強敵なんだなぁ~

アラブ社会に一度足を突っ込んだことのある方なら9割が経験したことがあるだろう。

それくらいあるある案件である。


学校の同僚と遊びに行く約束をしたある日
(比較的、夜行性の彼等と遊び約束をする日は「夕方から遊ぼう」と言われることが多い。)

そして、約束の夕方

30分前に確認で、電話をした。

、、、、出ない。

2回目

出ない!!!

待てど暮らせど出ない。

約束の時間を30分過ぎても、音沙汰がない。

「ほんまなんやねん。」

使ったのことないエセ関西弁が出るくらいに意味がわからなかった

1時間過ぎた頃に

連絡が来た。

同僚「空港にいる!今日は無理!ごめん!」

かねこ「マジか、、」

そして、1回だけでなく

似たようなことが2.3回あった。

インシャーアッラー

日本語訳で

『もし神の思し召しがあれば』

と訳されることが多い。

つまり、遊びの約束も確定ではないのだ。

仕事の約束も、インシャーアッラーが多いので、確約はない。泣

(まぁ1秒先は誰にもわからないといえば、そうだしな。。。。リマンドや確認を何度もしない自分が悪いしな。。。。と常に自分にベクトルを向け続けていきたい。

 

そんな感じで

アラブ社会?ムスリム社会?の宗教観はなかなか面白い。

皮肉ではなく、本当に面白いと思う。

前置きが長くなった。

そして、今回の『アラブの壁』

それは

宗教的な問題である。

前回の続きになるが

(前回の記事は以下のリンクをポチっ!!!)

https://world-diary.jica.go.jp/kanekoshinya/post_14.php

ワークショップ対象生徒は全員女性である。

宗教上、女性が身体を動かすことは良いこととされていない。

髪の毛や首を見せることは当然タブーとして

踊ることも良くない

ムスリム女性には

親族以外の男性の前で見せない秘密の一面が隠されているのだ。

つまり、

体育のワークショップに男性協力隊員は禁制

(①講義、②実技の2部制のため①講義は参加可能!)

実技に関しては

一緒に行うこともできなければ、見ることすらできない。

当初予想は

男性:女性=5:5だと思った。

だから

男性、女性別れて体育をやるつもりでいた。

しかし、蓋を開けてみたら

0:10

メインイベントであるアクティビティを一緒にできない。

悩んだ。

 

一緒に行う女性隊員たちには負担しかかけないし、言い出しっぺがいない中でアクティビティを行うことはかなり無責任だと思った。

 

けど、やることにした。

理由はシンプル

 

《何かしらの変化を生み出したいから》

 

ワークショップを行うことで

他の隊員の方々に負担を当然かけるけれど

やってみたら、何か起こるかもしれない。

 

2回目を要望されるかもしれないし

もしかしたら

大学にボランティア派遣の要請が出るかもしれない。

 

そしたら、

「体育をやりたい!」と目をキラキラさせて言ってくる子供たちの可能性を広げることができるかもしれない。

そこに繋がる可能性が0%ではないのであれば、

言い出しっぺとしてみんなに頭を下げたい。

 

そんなこんなで

ワークショップ開催まで

ラスト1日!

拙いアラビア語を補うために

得意のボディランゲージと顔の表情筋を駆使してがんばるぞ~

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