From ナミビア～アラフォー電気系エンジニアのアランディス奮闘記～

2023/06/30 Fri

生活

#02-僕の住んでいる町　アランディス（Arandis）について　その①

みなさん、こんにちは。

第1回で「月2回投稿」と書いておきながら、2か月ほど空いてしまい申し訳ありません。。。

今回から数回に分けて、僕の住んでいる町アランディス（Arandis）について紹介していこうと思います！
今回はアランディスの基本データと町の南部エリアの町並みの紹介です。

1．アランディス（Arandis）基本データ

まずは基本的なデータの紹介から。

■位置：
アフリカ南部。ナミビアの首都ウィントフックから西に300 kmほど離れた場所。
【リンク】Arandis - Google Maps

■気候：
砂漠気候のため基本的に乾燥していて、雨が降るのは1年で25日程度。南半球なので寒い時期と暑い時期が日本とは逆。アランディスの年間平均気温は約21℃。
（ちなみに日本の年間平均気温（全国平均）は約16℃。）
最も雨が降るのは2月～3月。
最も乾燥するのは6月～8月。
最も暑い月は4月で、平均気温 23.5℃～19.1℃。
最も寒い月は9月で、平均気温 20.0℃～14.0℃。
【出典】Arandis, Namibia - Yearly & Monthly weather forecast (weather-atlas.com)

■人口：
約10,000人（2011年データより）。
【出典】Demographics (erc.com.na)

■名前の由来：
現地語の一つ「コエコエ語（Khoekhoe）」で”the place where people cry”「人びとが涙を流す場所」という意味。
【出典】Cassidy, Joseph (2009). A Place Names of Namibia A Historical Dictionary.
※なぜ「涙を流す場所」なのかについては調査中です。何か分かったら別の記事に書こうと思います。

■歴史：
アランディスは、1976年にその当時の住民と政府の合意によって建設が決定された。その後、ロッシング・ウラニウム社（アランディス近郊の鉱山で鉱物資源採掘を行っている企業）が、労働者のための家族用住居を提供し、人々が故郷と呼べるような新しいコミュニティを築きたいと願って、この土地を開発した。
（つまりアランディスは、鉱物資源採掘企業による労働者向け住居建設によって発展した、誕生からもうすぐ50年の比較的新しい町です。）
【出典】History:: Arandis Town Council
※【出典】内の文章を翻訳･一部編集しました。また、（）内は加藤が説明のために追記しました。
※アランディスの歴史について掘り下げると記事が一つ書けそうなので、また別の機会に書きますね。

■公共施設･商業施設など：
多目的ホールが1つ。
公立図書館が1つ。
教会がいくつか。
スーパーマーケットが3つ。
雑貨･衣料品店が1つ。
コンビニ（24h営業）が併設されたガソリンスタンドが1つ。
診療所が2つ。
バーがいくつか。
その他、各種個人商店（軽食、食料品、美容院、タクシー、自動車修理、配管工事、土木工事、電気工事など）多数。
スイミングプールが1つ。
※アランディスはナミビアの中では規模が小さい方の町なので、たまに同じナミビアの隊員から「アランディスには、何にもアランディスww」とイジられることもあるのですが、調べてみると色々あって、生活にはほとんど困らない町です。

2．アランディスの町並み　その①

続いては、アランディスの町並みの紹介その①です。

2-1.アランディス南部の町並み

ナミビアを東西に横断する幹線道路から少し北にアランディスの町があるのですが、その幹線道路から分岐した道がアランディスの南部（今回のブログのカバー写真の場所）とつながっています。
南部エリアには、ショッピングモールやガソリンスタンドが集まっています。
このエリアに行けば生活に必要なものがほとんど買えるので、週に3日以上は通う場所です。