JICA海外協力隊の世界日記

パラオで算数教えてMath!!

歯って大事だよね。

 パラオの小学校では1年に1回国立病院の歯医者さんが子供たちの歯の検診を行っています。日本の学校ならごく普通の検診ですが、歯医者がないこの島では1年に1回のビックイベントです。

 パラオでは歯科口腔の健康は国のほんと大きな問題事だと思います。多くの人がビートルナッツと呼ばれる嗜好品を常に噛んでいるため、歯の多くがぬけていたり、真っ黒な人がたくさんいます。そのため子供のうちから歯に対する健康意識を高めることはとっても大事なことです。

 今日は子供たちに歯科衛生士さんから「歯の磨き方」の実演指導があり、みんな真剣に耳を傾けていました。「ハイシャ(歯医者)」「ハブラシ(歯ブラシ)」「ムシバ(虫歯)」が全部そのままの意味で通じるため、なんだか日本語で話を聞いているようでした。ちなみに使っている歯ブラシは日本でおなじみ「SUNSTAR」からの寄付によるものです。

 派遣前訓練の講座で聞きましたが派遣中の隊員に最も多い疾患は「歯科疾患」だそうです。応募を考えている方や、これから派遣される皆様がもし見ていれば「ハイシャ」に行き「ムシバ」がないかどうかチェックしてもらうことをお勧めします。また、外国製のものは大きすぎたりして合わないことがあるので、お気に入りの「ハブラシ」を日本から持っていくことをおススメします!

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