JICA海外協力隊の世界日記

Яは何しにキルギスへ?

С Новым годом(ス ノーヴィム ゴーダム)! あけましておめでとうございます!

12月下旬、町の中心、アラ・トー広場に大きなツリーが現れました。一見、クリスマスツリーに見えるのですが、キルギス人曰く、ニューイヤーズツリーとのこと。それもそのはず、キルギス人の多くはイスラームなのでクリスマスを祝う習慣がないのです。

それでも、聖なる夜は大勢の人で賑わっていました。ツリーの周りでサンタクロースと「アナと雪の女王」に出てくる、エルサという謎のコンビと記念撮影する人も(ロシアの民間伝承における、霜の精ジェト・マロースと孫娘スニェグーラチカと判明)。私も「シングルベル シングルベル 鈴が鳴る~」と口ずさみながら、独りキルギスの聖なる夜を楽しみました。

大晦日は現地の先生と、元日は協力隊と過ごした年明け、バスで約6時間ほどかけてカラ・コルにスキーに行ってきました。リフトで一番上まで行くと、天山山脈の山々が見渡せ、キルギスの大自然を感じることができました。スキー大好きJICA所員曰く、「カラコルは中央アジアでナンバーワン」らしいので、是非お越しください。

最終日には、木造建築のロシア正教の聖三位一体教会に訪れました。ちょうど礼拝が行われており、すべての煩悩が浄化されました。この近くにはイスラームのドゥンガン・モスクもあり、さまざまな民族が暮らしている国だと改めて感じることができました。

112日から再開されるはずだった学校も「寒いから」という理由で116日まで冬休みが延期されました(最低気温はマイナス20度を下回っています)。今年も雪ノ寒サニモマケズ頑張りたいと思います。

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