JICA海外協力隊の世界日記

ラオスを縫う

1年で一番危険な時期

さばいでぃー(こんにちは)

今回はぴーまい(ラオス正月)中の少しショッキングだった出来事を共有します。

ぴーまい中は多くの人がパーティーでお酒を飲み、飲酒運転による交通事故がとても増える時期でもあります。

ラオスでは普段から飲酒運転が珍しくありませんが、ぴーまい中は毎日パーティー、飲み会三昧で1週間飲み続けている人が運転している可能性があります。

事務所からは注意喚起があり、配属先でもぴーまいについてのブリーフィングがあり、そこでも事故に気をつけるようにと口酸っぱく言われました。

そして迎えたぴーまい期間。

ほんの20分ほど車に乗って移動している際、目の前を走っていたバイクがソンテウ(乗合バス)に向かって突っ込んで行きました。

バイクの運転手は顔が真っ赤で酩酊状態でした。

まさに間一髪と思った数分後、またもや目の前のバイクが乗用車と接触し目の前を滑っていきました。

幸いどちらの運転手も自力で起き上がることができていましたが、めでたい新年に事故を起こしたバイクも、巻き込まれた車の運転手も気の毒ですね。

事故を目撃した後、わたしの運転手は「あんたらーい」(あぶない)、「ぼーでぃー」(よくない)と呟きながら超超安全運転で家まで送り届けてくれました。

こんな短時間で2度も目の前で事故が起こるなんて、ぴーまい中は外出が危険と言われる所以を身をもって理解しました。

ではまた次回。

ぽっぷ かん まい(またね)

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