JICA海外協力隊の世界日記

ラオスを縫う

幸せとは

さばいでぃー(こんにちは)

少し前ですが、裁縫コースを修了した元生徒の家に昼食をお呼ばれしました。

普通の平日でしたが、ラオスでは昼休みが1時間半以上あるため、時間には余裕があります。

その生徒の自宅には何度かお邪魔したことがあり、今回は新しいタームの生徒たちと一緒に遊びに行きました。

雨季とはいえ気温30度を超え、じっとしていても汗ばむような状況の中、庭に出したテーブルを囲み、ビールを片手に元生徒が作った昼食をいただきます。

気温は高くともパラソルや木の下など日陰の中に入れば心地よい風が感じられます。

机を埋め尽くす料理の中でもわたしの心が躍るのが「ねむぱー」と言う料理。

「ねむ」は「いろんなものを混ぜる」というような意味らしく、「ぱー」は「魚」のこと。

とにかく野菜やナッツなどたくさんのものを「ねむねむ」するそう。

焼いたティラピアの身をほぐし、砕いたもち米のおかき、もやし、パクチー、揚げた赤玉ねぎのスライスを和え、クノールの万能調味料で味を整えます。

そしてレタスやキャベツなどの葉を広げ、ミントやバジル、紫蘇などの香草を載せ、「ねむぱー」と一緒に包み、甘辛いタレをかけていただきます。

見た目は全く映えませんが、ふんわりとした魚の身、ザクザクとしたおかきの食感、鼻を抜ける香草の香り、全てが調和した一口です。

焼き魚をほぐしたりと作るのに手間がかかるためか、レストランなどでは見かけず、あくまで家庭料理のようです。

初めて元生徒の家に行ったときにこの料理が出され、見た目からは想像のできない美味しさに驚きました。

今回も私が好きだからと作ってくれたようでお腹いっぱい食べさせてくれました。

そして私がたくさん食べることを見越しておかわりも用意されていました!

エアコンもなく羽虫が飛び、けっして快適とはいえない屋外の食事でしたが、今まで感じたことのないほどの多幸感にあふれた昼下がりでした。

今までのラオス隊員たちはラオス愛に溢れ、帰国後も多くの人がラオスに関わっていて、私はそれほどまでにラオスを好きになれるだろうかと常々思っていました。

しかし、この日、この昼下がり、ねむぱーを食べながら感じた幸せは2年間の活動が終わり帰国した後も何度も思い出すことでしょう。

この記事を書く際に料理名を確認しようと思い、元生徒に連絡をとったところ、また「ねむぱー」をご馳走してくれました!

何回食べても飽きない美味しさです。

ではまた次回

ぽっぷ かん まい(またね)

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