JICA海外協力隊の世界日記

ラオスを縫う

ビエンチャンいちうまい店

ラオスでは麺料理が屋台や食堂で手軽に食べられます。

うどんのような太麺のカオピヤック、坦々麺のようなひき肉入りのカオソーイ、中華麺やフォー(ラオス語ではフー)などなど。

ある日、配属先の近くにある同僚おすすめのフォー屋に連れて行ってもらいました。

数日後、生徒と同じ店に行った際に「同僚がこの店を美味しいと言っていて、何度か一緒に来た」とわたしが話すと、「確かに美味しいね」と返されました。

しかし、店を出た途端、「今の店は大して美味しくない!ビエンチャンにはもっと美味しいフォーの店がたくさんある!!」と態度が豹変しました。

また後日、件の生徒に「ビエンチャンで一番美味しい」というおすすめのフォー屋に連れて行ってもらいました。

最初の店も次の店も牛肉のフォーでどちらもお昼時は繁盛しています。

クリアスープにフォーの麺と半生の牛肉と肉団子が浮かんでいます。

見た目に大きな違いは分かりません。

フォーを食べるときはミントやパクチーなどの香草を好きなだけ散らし、テーブルに置いてある味の素や唐辛子などの調味料を使って自分の好きな味に整えます。

わたしは香草やもやしを入れライム絞る程度ですが、ラオス人たちが食べる直前には透き通っていたスープはチリソースによって真っ赤に染まっています。

調味料を入れ過ぎたから砂糖を入れて味のバランスを取ろうとしていたりもします。

そんなに調味料を後入するならどこで食べても同じでは?と思い聞いてみたところ、「スープの味や、具の牛肉も柔らかさや量が違う。」のだそう。

わたしにははっきりとしたスープの味の違いは分かりませんでしたがきっとラオス人にはわかるのでしょう。

ではまた次回

ぽっぷ かん まい(またね)

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