JICA海外協力隊の世界日記

ラオスを縫う

眠気覚ましは食べること

ラオスにはキンソムという文化があります。

キンは食べる、ソムは酸っぱい、酸っぱいものを食べるという意味です。

昼食後の眠たい時間にキンソムすることで目を覚ますことができます。

配属先でのキンソムはもっぱら熟れてないマンゴーです。

実が白っぽくポリポリとした食感のマンゴーを細長くカットし、唐辛子を混ぜた塩やチェオと呼ばれる味噌ダレにつけて食べます。

物によってはとっても酸っぱかったり、うっっっすら甘味があったりします。

熟れた果物は「すっく」熟れてないものは「でぃっぷ」その中間を「ふーむ」と呼び熟し具合を区別しているようです。

マンゴーの他にも熟れてないタマリンドやオリーブなどとても渋いものを食べることもあります。

キンソムのフルーツは昼休みに生徒の誰かが買ってきてくれることが多く、みんなでシェアして食べます。

丸ごとのマンゴーを購入時にカットして、調味料をつけてくれます。

最近はカットしたものに氷を入れて冷やしてくれるお店もありました。

私は半分熟れて酸味が落ち着いている「ふーむ」なマンゴーをそのまま食べるのがお気に入りです。

午後の授業は2時間半しかないので、キンソムしていたらあっという間に終業時間です。

ではまた次回。

ぽっぷ かん まい(またね)

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