JICA海外協力隊の世界日記

エイミー、チュニジアへ行く

Je suis prof de japonais(私は日本語の先生)

Bonjour! Aslema!
みなさん、こんにちは!

チュニジアは、年末まで「冬はどこへ?」と思うほど暖かかったのですが、最近やっと冬らしくなってきました。北の方では雪が降ったようです。

さて、今日は私の活動を紹介します。
私は青少年活動隊員としてハマメット青少年の家で活動しています。

突然ですが、ここで質問です。
みなさんは、青少年の家と聞いてどんなものを思い浮かべますか?

林間学校 or 臨海学校?
山の中の学校?
自然の中で色々なアクティビティができる場所?

私はチュニジアに派遣される前までは、小中学生の頃に行った林間学校のような施設を想像していました。

しかし!

実際に来てみると、私の想像とは全然違いました。
例えるならば、チュニジアの青少年の家は日本でいう「児童館+部活」です。
各クラブに参加している子、中庭でスピードボールというスポーツをやっている子、卓球をしている子、友達おしゃべりしている子など、それぞれが好きな時に来て好きなことをやっています。

では、青少年の家で私は何をやっているのか?
そうです、タイトルからも分かる通り

日本クラブの先生をやっています!

私の活動先には現在5つのクラブがあります。
PCクラブ、ダンスクラブ、絵画クラブ、演劇クラブ、日本クラブです。
日本クラブは昨年3月に開設し、主に日本語を教えています。
学校のように授業をするときもあれば、ゲームを通して日本語を教えたり、日本のアニメを見たり、日本祭りを企画したりしています。

図2.jpg
(「ちゃれんじ」に当たると問題が出題されます。答えられたら2マス進むことができ、答えられなかったらそのままです。)

現在の登録生徒数は3540人で男女比は1:1、ほとんどが高校生です。
登録生徒数は学校の1クラス分くらいいますが全員が一緒に日本語を学んでいるわけではなく、ある子は毎回最初から来るけど、ある子は最後の1時間だけ、ある子は1週間に1回、またある子は1か月に1回といった感じでバラバラなので、1回に集まるのは大体515人程です。
最初から学んでいる子たちは平仮名、カタカナはほとんど覚えていて、私が日本語でする簡単な質問(昨日何食べましたか?何時に起きましたか?今何時ですか?etc...)には日本語で答えられるようになっています。

1年後、日本語だけで会話ができるようになったのを見届けて帰国することを目標に頑張ります。

それではまた次回!
Au revoir! Beslema!(またね)

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