JICA海外協力隊の世界日記

キリバス marurung(元気)日記

山口県JICAデスクとのコラボレーション

Mauri! 今回は嶋谷がお送りします。

皆さん突然ですがJICAボランティア事業の目的を知っていますか?

(1)開発途上国の経済・社会の発展、復興への寄与

(2)異文化社会における相互理解の深化と共生

(3)ボランティア経験の社会還元

上記の3つとなります。 その中の「(3)ボランティア経験の社会還元」の1つとして、私は山口県JICAデスクの方と協働して様々な活動を行っています(私は山口県出身です)。

①JICA海外協力隊体験談・説明会

山口県JICAデスクではJICA海外協力隊に興味のある人やこれから応募しようと考えている方を対象に、同事業や募集に関する説明などを行っています。 私はSkype中継を通して、キリバスでの自身の活動や生活についてお話をさせて頂きました。

②山口県留守家族会

山口県JICAデスクでは、留守家族会を開催し、派遣中ボランティアの家族の方に対し、JICAのボランティアに対する支援体制の説明などをしています。 私はSkype中継を通して、キリバスでの生活や帰国後の進路などについてお話をさせて頂きました。

③キリバス新聞の作成

キリバス共和国での自身の活動や生活について書いた新聞を作成し、山口県JICAデスクに送付しています。このキリバス新聞は国際交流協会の掲示板のほか、山口県JICAデスクのSNS媒体にも掲載させてもらっています。キリバスに赴任してからこの新聞を書き始めたのですが、現在第13号まで作成しました。帰国までにあと何号作成出来るか楽しみです。

④国内イベント等への協力

私がなぜこのような活動をしているのか。それは私が高校生だった頃に遡る必要があります。 私は高校生の時にあるドキュメンタリー番組を見ました。その番組では助産師でJICA海外協力隊経験者の方の活動が取り上げられていました。彼女はJICA海外協力隊の任期が終了した後も、海外に渡って無償で患者さんを診ていました。私はその彼女の活動に感動をしました。そしてその時から私は将来海外で働くことを夢みるようになりました。 そして今の自分があります。あの時あの番組を見ていなければ私の人生はまた変わっていたかもしれません。

私には大きなことは出来ません。ただこのような広報活動などを通して、高校生の時の私のように誰かが海外のことに興味をもってもらえたり、勇気をもらえたり、やりたいことが見つかるきっかけになればと思っています。

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