2019/03/30 Sat
文化
キリバスにおける婚約の品
みなさん、Mauri! 中山です。
私、婚約しました! と言うのは冗談ですが、最近冗談交じりに「婚約したの!?」と聞かれます。
それにはキリバスの文化が関係しています。
〇きっかけは同僚だった
ある日の午後、患者さんがいない時間に、他の部署で働く看護師さんが糖尿病クリニックに遊びに来ました。
看護師:「ミク、ピアスいる?」
私:「どんなピアス?見せてー」
そこにはキリバス人がよく付けているタイプのピアスがたくさん。
いい機会なのでキリバスの国旗をモチーフにしたピアスを買いました。
キリバス人は国旗をモチーフにしたピアスや、kiribatiと書かれたピアスをよく付けています。
サムネイルの写真がそれです。
それからというもの、久しぶりに会う人や友人に、冗談交じりで 「婚約したの!?」 と聞かれるようになりました。
〇ピアスは婚約の贈り物でした
昔、キリバスでは婚約の際に男性から女性にピアスを送っていました。
今でこそA$10ほどで買えるピアスですが、1990年代にはA$100以上したそうです。
とっても高価ですね。
私はそうとは知らずに、自分でそのピアスを買って付けていたわけです。
同僚がその意味も教えてくれました。
※今では私のように自分で買って付ける人もいるそうです
〇実はこのピアス…
私のピアスホールに対して、太かったんです。
なので自分では入れることができず、同僚達がオイルやいろんな物を駆使して入れてくれました(笑)
ちょっとすごい顔していますね(笑)
数人がかりで30分ほどかけて入れてくれました。
ありがとうございました^^
キリバス人、優しいです。
日本では、看護師はピアスを付けられない病院もありますが、キリバスでは特に制限はありません。
ピアスホールが安定するまでは、しばらくこのキリバススタイルで行こうと思います
思いがけず、キリバスでピアスホールの拡張をした話でした。
でも何より、キリバス人からの受け(特に女性)はとてもいいです。
SHARE