JICA海外協力隊の世界日記

めんそーれ もうひとつのオキナワ日記

ブラジル出張~ラテンアメリカ土壌科学学会へ~

Hola! 9回目の世界日記は、7月末から8月の頭にかけて行ってきたブラジル出張について!

タイトルにもあるように、ブラジルで開催された国際学会に行ってきました。

学会は、ブラジル・サンタカタリーナ州のフロリアノポリスで開催されました。

参加者は、開催国であるブラジルはもちろん、ペルー、チリ、アルゼンチン、メキシコなど他にも中南米の様々な国から参加していました。

また、アメリカやヨーロッパの国からの参加もありました。

中南米の国の参加が多いこと、また開催国がブラジルであったことから、講演の言語は基本的にポルトガル語またはスペイン語でした。

私にはポルトガル語が難しかったです…泣

(ブラジルの公用語はポルトガル語、それ以外の中南米の国々は基本的にスペイン語です)

今回の出張は、配属先のラボの同僚と行きました。

私たちが参加した目的は「現在ラボが抱えている様々な問題を解決するための情報収集と意見交換」です。

残念ながら、解決の手がかりとなる有効な情報は手に入れることができませんでしたが…同様の問題で悩んでいる研究所や土壌分析機関もあることがわかりました。

また、講演の中でも同僚と私がとくに興味を持ったテーマが「子供たちに対する土壌教育」でした。

オキナワの今後の農業を担っていくであろう移住地の子供たちに対して、私たちは必要なテーマだと感じました。

最後の懇親会では、木の幹と枝だけが描かれた絵に木の葉を描くように、土で作られたインクを自分達の指に塗り、それを絵に押印することで、子供たちに土壌教育を行うことを参加者は約束しました。

配属先とJICAの理解があり、今回の任国外の出張に行くことができました。

中南米の土壌の研究者の方々とお話することができ、参加して得た情報や経験を残りの活動期間で活かしていきたいと思います!

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