JICA海外協力隊の世界日記

めんそーれ もうひとつのオキナワ日記

豊年祭 2023

Hola! 8回目の世界日記は812日(土)にオキナワ移住地で行われた「豊年祭」について!

前回の世界日記「Día Nacional de Trigo (小麦の日)」にも書きましたように、オキナワは「小麦の首都」とボリビア政府から認定されるほどの、小麦の一大生産地です。

そんなオキナワでは、小麦の豊作を祈って、「豊年祭」というお祭りが8月の中旬頃(日本のお盆頃)に開催されます。

スペイン語では「Festival de la Buena Cosecha」と言います。

移住地の友達や知り合いが、前日の朝からお祭りのために一生懸命準備をしていました。

なんといっても、3年ぶりの豊年祭!オキナワ中のみんなが待ちに待ったお祭りです!

そんな私も、オキナワに来て初めての豊年祭でした。

そしてボランティア仲間も5人、それぞれの任地から豊年祭を見に来てくれました!

お祭りの会場は、移住地の中心にある公園です。

この日に合わせて新しいオブジェも公園にできました。

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周りには出店がたくさんあり、普段は見ることができないオキナワの風景と雰囲気でした。

ボリビアのお祭りで売られている出店の食べ物が販売されていたり、沖縄そばや焼き鳥、お饅頭などの日本食も売られていました。

そしてもちろんみんなで、沖縄そばを食べました!

メインイベントが始まる夕方ごろには、たくさんのお客さんが会場に集結していました。

私たちボランティアも観客席入場用のリストバンドをもらい、準備完了!

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イベントでは、ボリビアのダンスやオキナワの学校の子供たちによる三線の演奏、空手の型の披露がありました。

私とボランティア仲間は急遽参加で、婦人会のみなさんと炭坑節を踊りました!笑

そして最後の演技は、エイサーと琉球舞踊でした。

エイサーの最後には、「旗頭」という大きな幟(のぼり)を移住地の青年たちが掲げ、豊作を祈りました。

この旗頭は日本の沖縄の伝統行事の1つで、オキナワ移住地でも伝統行事として行われています。

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最後は花火もあり、大盛り上がりで豊年祭が終わりました。

他ではなかなか経験できない、沖縄とボリビアの文化が融合したお祭りに参加でき、またひとつ思い出と経験が増えました。

オキナワではこれから本格的に小麦の収穫時期に入ります。

豊年祭で祈願したように、オキナワの農業が豊作でありますように!

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