JICA海外協力隊の世界日記

めんそーれ もうひとつのオキナワ日記

Día Nacional de Trigo(小麦の日)

Hola! 7回目の世界日記は先日、配属先で行われた「小麦の日」というイベントについて!

実は、オキナワ移住地は2002年にボリビア政府から「Capital Triguera de Bolivia(ボリビアの小麦の首都)」と認定されるほどの小麦の一大生産地です。

以前は、気候的な条件からボリビアの熱帯地域では小麦の栽培が難しいとされていましたが、オキナワでは小麦の栽培が成功し、「小麦の首都」として認められました。

イベントの当日は、多くの農薬会社や肥料会社、種子会社などが展示圃場やブースを作り、それぞれの商品の紹介や試験結果のプレゼンが行われました。研究機関も新品種の小麦の展示を行っていました。

私も配属先のブースで3種類の肥料を使用し、異なる2種類の施肥方法による小麦の成長の違いをみる試験を展示し、来客した方々にプレゼンを行いました。

配属先の関係者やオキナワ移住地の農家さん以外に、スペイン語でプレゼンをするのが初めてだったので、最初はとても緊張しました。

ですが、プレゼンは1回だけでなく、お客さんが来る度に行っていたため、だんだんと緊張がほぐれ、途中から落ち着いて話すことができました。

私のつたないスペイン語を最後まで聞いてくれ、質問や拍手もしてくれたのが嬉しかったです。同時に、もっとスペイン語の勉強を頑張ろうと思いました!

私の隣のブースでは、オキナワ移住地に草の根技術協力のプロジェクトで入っている北海道大学の先生方のチームがプレゼンをしていました。

こちらでは、土壌の管理方法の違いによる小麦の成長の違いを展示していました。

初めてイベントでプレゼンを行う側だったこともあり、わからない事だらけで、当日までの準備に配属先の同僚にたくさん助けてもらい、同僚たちの優しさを改めて感じました。

また、自分にとってもいい経験になった一日でした!

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