2024/01/31 Wed
人 文化 生活
スペイン語と日本語と時々うちなーぐち
Hola! 今回の世界日記のテーマはオキナワ移住地での私の活動言語について!
ボリビアでは、公用語としてスペイン語が使用されています。
私の配属先でもボリビア人の方が働いているので、会議の時はスペイン語が基本です。
しかし、なんてったってここはオキナワ!!
最初の写真は2023年8月に移住地で行われた「豊年祭」のプログラム。
スペイン語と日本語の両方で標記されています。
オキナワ移住地では、タイトルのように「スペイン語と日本語と時々うちなーぐち」がミックスされて話されています。
(うちなーぐちとは、「沖縄の方言」を意味します)
もちろん個人差があるため、みんながみんな3つの言葉を使用するわけではありません。
今では、うちなーぐちを話される方がだいぶ少なくなってきたようですが、それでもたまに、うちなーぐちで話しかけられ、なにを話しされているのかさっぱりわからないことも。
(私は沖縄県出身じゃないので全然わかりません。笑)
オキナワに来て最初に教えてもらった「ちゅらかぎー(美人・かわいい)」だけわかります。笑
(この言葉を聞いたら「ありがとう」って言いなさいと教えられました。笑)
うちなーぐちを知らない私が、日常的に使用するのは「スペイン語と日本語」のミックス。
ミックスと言っても、大きく分けて使い分けが3パターンあります。
パターン① 日本語が流暢に話せる日系人の方との会話 (日本語割合:多い、スペイン語割合:少し)
日常会話は日本語を使用しますが、農業に関わる話や用語に関してはスペイン語を使用します。
例えばこんな感じです↓
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農家さん : “次の植えつけには、なんのabonoを使ったらいいかな?”
私 : “Análisisの結果をみたらpotasioが足りないから、このabonoはどうですか?”
スペイン語でAbonoは肥料、Análisisは分析、Potasioはカリウム (肥料の三要素の1つ)
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最近では、ボランティア仲間と話しをする時も、ついスペイン語と日本語交じりで話してしまいます…笑
パターン② 使用言語のメインがスペイン語の日系人の方との会話 (日本語割合:少し、スペイン語割合:多い)
日系人の方全員が、日本語が流暢であり、理解ができるとは限りません。人によって日本語の理解度が様々です。
スペイン語がメインの方とのメッセージのやり取りがこちら↓
基本的にスペイン語でやり取りをしていますが、「おつかれさま」のようにスペイン語には無い言葉であったり、相手が知っている日本語であれば、日本語を使います。
パターン③ ボリビア人同僚との会話 (日本語:ほぼゼロ、スペイン語:ほぼ100%)
前述したように配属先にはボリビア人の方もいます。この方たちとコミュニケーションを取るときは、完全にスペイン語です。
しかし、嬉しいことにボリビア人の同僚の中には、簡単な挨拶や私が不意に出てしまう言葉や口癖を真似して、日本語を覚えてくれた同僚もいます。
そんな同僚とのメッセージのやりとりの一部がこちら↓
私がよく「暑い」と日本語で言うので、「暑い」と「寒い」を覚えてくれたようです。
他にも、電話をかける時の「もしもし」や「お腹すいた!」、「お腹いっぱい」など。笑
こんな感じの3パターンを使い分けて、任地の方とコミュニケーションを取っています。
正直、日本語が使える環境にいるので、ボリビア人だけの環境にいる他のボランティア仲間と比較すると、なかなかスペイン語力が伸びにくい環境ではあります。
最初はそれに対して、少し焦りもありました。しかし、少し見方を変えると
「日本語とスペイン語を知っている人が周りにたくさんいるから、スペイン語を教えてもらう時に日本語で教えてもらえる。」
ということに気づきました。
言葉の微妙なニュアンスを知りたいときには、やっぱり日本語で教えてもらった方が、個人的には理解しやすいです。
コミュニケーションを取るには、まだまだスペイン語力が足りません。
今年は、スペイン語の試験も受けようと考えています。
語学は日々の積み重ねだと思うので、コツコツやっていきたいと思います!!
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