JICA海外協力隊の世界日記

ラオスの暮らしを知りたい

オーク・パンサー

今年の「オーク・パンサー/出安居」は10月10日だった。オーク・パンサーとは仏教行事で、旧暦11月の満月の日に行われる。そして旧暦8月の「カオ・パンサー/入安居」からお寺で修業した僧侶が修行を終える日でもある。そのためルアンパバーンや首都ビエンチャンのような大きな都市では、ランタンに火を灯して盛大にオーク・パンサーを祝う。

私の任地では、周辺の村人がナムグム湖に面する船着き場に集まった。バナナの葉やマリーゴールドで作った舟にろうそくで火を灯し、ナムグム湖にそれを浮かべていた。満月に照らされる薄暗いナムグム湖と、ろうそくの温かい光のコントラストは息を吞むほど美しかった。

船着き場近くにはランタンを売る人たちもいた。ランタンの内側には、勢いよく燃える円形の火薬が付いており、火をつけると気球の要領で空に飛ばすができる。私はそのランタンを購入し、周りの村人に協力してもらって空に飛ばした。ランタンはゆっくりと夜空を昇って行く。満月以外に光の無い空へ、橙色のランタンが昇って行く光景は何とも幻想的だった。ランタンが昇るたびに子どもたちが空を見上げて笑っている姿も印象的だった。

村のオーク・パンサーに派手さはないけれど、どこか身近に感じられて忘れられない経験となった。今度はオーク・パンサーのことや、オーク・パンサーで使われるものがどのような意味を持っているのか、しっかりと勉強して参加したい。

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