JICA海外協力隊の世界日記

YAPだより

リンゴ飴とチョコレートバナナ

日本の夜店で人気のリンゴ飴とチョコレートバナナを現地の方に食べていただきたいと思い、作ってみました。リンゴ飴の飴は砂糖、水そして赤色の着色料を一緒にお鍋に入れて飴状のものを作りますが、中火で焦げないようよく混ぜることがポイントです。その後、飴は別の容器に用意した水の中にたらして固まれば出来上がりです。その飴の中に串を刺したリンゴを入れて飴をよく絡めます。半割にしたリンゴも試したのですが、果汁が出てうまくリンゴに飴を絡みませんでした。飴を絡めたリンゴを冷蔵庫に冷やして食べると、暑いこの国では抜群でした。

メンテナンスのメンバーとその子どもたちに食べてもらいましたが、表面の固い飴を苦労してかみ砕いていました。ヤップでは2種類のリンゴが売っていました。その一つが日本のふじで小型のリンゴです。値段は12個ほど入って$5前後です。他のリンゴは日本では見慣れていないリンゴでした。今回使用したのはふじです。

次にチョコレートバナナです。これには作り始めから子どもたちに挑戦してもらうべく、メンテナンス部のスタッフでいつも子どもが一緒に車で迎えに来る、その子ども達にしてもらいました。

作り方は、まずバナナの皮を剥いて串を刺ししたものを用意します。ここでの串は割り箸にしました。割り箸はヤップで売っています。今回は12本のバナナを用意しました。ヤップで栽培されているバナナは日本で多く売られているフィリピン産の1/2程度の小さいバナナです。

次にチョコレートと温めた牛乳をボールに入れてから湯煎で溶かしていきます。試作品を作ったのですが、その時は湯煎でチョコレートを溶かしたあと牛乳を入れたのですが、チョコレートが固まってしまって失敗しました。最初にチョコレートと牛乳を混ぜて湯煎にするとチョコレートがなめらかに溶けます。その溶けたチョコレートの中に一本ずつ串刺しバナナを入れますが、チョコレートがうまくつきませんでしたので、スプーンでチョコレートがついていないところにかけていきました。ここまでのところは子どもたちに見てもらっていましたが、チョコレートバナナを砂糖菓子で飾るのは子どもたちにしてもらいました。

、お母さんと一緒に楽しく飾ってもらいました。出来上がりをいただきましたが、大変おいしかったです。冷蔵庫にしばらく入れておきますとチョコレートが固まり冷たくなりますので、なお一層おいしくいただけます。そのため、子ども達には自宅に持ち帰り、冷蔵庫で冷やしてもらうようにしました。

このように簡単ではありますが、ヤップでは作られていない日本のお菓子を紹介することが出来ました。

なお、私一人がしているように書いていますが、JICAの女性の海外協力隊員の方に教えてもらいながら作っていました。

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