JICA海外協力隊の世界日記

YAPだより

ローカル果物を使ったあれこれ

スムージー作り

 ポンペイ州でJICAの総会が開かれ、その中でローカルの果物を使ったスムージー作りの教室がありました。材料は3種類で、私が住んでいるヤップでは手に入らないポンペイのバナナであるカラチバナナという名前のとても甘いバナナとパイナップル、そしてココナッツです。

バナナは2本、パイナップルは1/3位、そしてココナッツ1個です。これらをジューサーにかけて作るのですが、砂糖や牛乳は入れません。皆で試飲しましたが、大変甘いスムージーになっていました。カラチバナナの甘さが引き立っているスムージーでした。

ヤップではグモイ(GUMOI)というバナナがあります。このバナナは角張っていてこれも熟しますと相当甘いです。前回チョコレートバナナを作ったときに紹介しました小さいバナナもあります。

揚げグモイバナナ

角張ったグモイバナナの皮を剥いて、ボールに入れ、インスタントラーメンに付いている粉状のスープの素をバナナに振りかけ、揉んでからフライパンで揚げていきます。それで甘いおやつが出来るのですが、さらに種類が異なるインスタントラーメンについている味噌状のスープの素を揚げたバナナに付けて食べると辛さと甘さが相まっておいしくいただけます。

パイナップルの切り方と食べ方

 多くの方はパイナップルの切り方をご存じだと思いますが、ヤップ流のパイナップルの切り方を教えていただきました。パイナップルのおいしい部位は、根っこ側のパイナップルの下半分とのことですので、提供する際はそのことを意識しましょうとのことでした。

写真のようにまず葉と根っこの部分をカットします。ヤップは熱帯ですので、葉の部分に少し実が付くぐらいに切って植えると4年ぐらいでパイナップルが取れるとのことでした。次に写真のように上からカットするのですが、まず4等分に切り分けて、さらにそれを2等分にすると8切れになります。6つにする場合は上から見て3等分にして、それを2等分すると6切れになります。あとは芯と皮のところを剥いて完成です。インターネットでも切り方は紹介されていますが、ヤップの方は手慣れていて簡単に切っていました。

食べる時に、醤油につけて食べるとこれまた甘さと醤油味が相まっておいしくいただけました。ヤップの方は調味料をつけて食べるのがお好きです。

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