JICA海外協力隊の世界日記

YAPだより

新年会 その1

今回も、年の初めに別のご家庭に訪問しましたので、その時の模様のご報告です。このご家庭は、元JICA海外協力隊員が、2.6ヶ年お世話になっていたところで、赴任先はその近くの小学校でした。この元隊員は、年に1度くらいお仕事でヤップに来られる時があり、その折りにそのご家族と交流されておられ、この度私ともう一人のボランティアにも声をかけていただき、お邪魔することになりました。

前回のご家庭と同様に、ご家族の皆さんとお手玉遊びやトランプ手品などをして楽しく過ごさせていただくことができました。

今回は小学生が数人いましたので、その子どもたちを対象に遊びました。まずは、ハンカチを使ったネズミ作りとそのネズミを動かす遊びですが、子どもたちも動かし大いにわきました。

次に、日本の歌で「お正月」を皆で歌ってもらうことにしました。配りました歌詞のコピーには、凧揚げ・こままわし・まりつき・おいばねの絵を載せていて、順次その説明をし、歌う、また説明、歌うなどをして最後に通しで歌ってもらいました。

凧揚げやコマについては、形が異なるにしてもみんな知っていました。今年はねずみ年ですが、日本では干支があることを干支の絵柄を示しながら説明しましたが、12年ごとに同じ干支が廻ってくることをどこまで分かっていただいたか分かりませんが、一部ほかのメンバーの方に通訳してもらいながら説明しました。12の干支の絵柄を見せましたが、なじみのある動物のため、子どもたちから先に干支の名前をもちろん英語ですが言ってくれたりもしました。

次はトランプを使った手品を3種類ほどしました。種がばれかけたものもありましたが、結構驚いていただいたと思っています。

次にお手玉遊びです。お手玉遊びは単に投げ玉だけではなく、手のひらで転がしたり、指でつまんだり、右手の手のひらと左手の手の甲にお手玉を乗せ替える遊びなど、日本のお手玉の会が考案した遊びをここの子どもたちにも遊んでもらいました。

そして、やはり盛り上がるのは子どもたち同士の競技です。今回はお手玉2個を使った両手2個ゆりです。これは2個のお手玉で投げ玉をするのですが、1個は上に投げ、それが落ちてくるときに手のひらにあったもう一個投げ、先ほど落ちてきたお手玉を手のひらに受けるなどの繰り返しの動作です。これを子どもたち全員が行い、落とさないで最後まで続けることが出来るかを競う遊びです。3回ほどしましたが、優勝者はその都度変わっていきました。優勝者には日本から持参したボールペンをあげました。

次は身体を使った遊びです。詳しい説明は省略しますが、2人1組で握手をして遊ぶ「たこ」と「たい」、全員で行う「あっち向いてホイ」、「鼻鼻」です。あっち向いてホイですが、日本の子どもたちはよく引っかかるのですが、ここの子どもたちは、日本語で遊んでもらったせいか中々引っかかりませんでした。このような遊びを約1時間程させていただきました。

夕食はローカル食で、タロイモ、ヤムイモは定番ですが、ココナッツジュースで茹でたタピオカはお芋のようにおいしかったです。あとは自家製のキムチ、鶏のもも肉の網焼き、おにぎり、ソーセージ、野菜・溶かし卵入りスープ、スイカなどなどいつもながら食べきれないお料理をいただきました。

ご家族の皆さんには、歓待いただき本当にありがとうございましたとお礼の言葉と感謝をしてお別れしました。

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