JICA海外協力隊の世界日記

モンゴル通信~今日の日をちょっと楽しく~

教育の専門家に研修会を開催

活動も本格的になり、9月に入っていよいよモンゴルの教育の専門家に向けた研修を始めました。
いつもはモンゴルの教師を指導、評価する立場の国立教育研究所や教育省の専門家方々に向けた研修です。
国立教育大学の校舎をお借りしての開催です。
国立教育大学の小学校の先生の校舎前には石造の「Багш(先生)」の詩が刻まれています。

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今回のテーマは「学習者中心の授業の推進」です。
「アクティブラーニング」「コンピテンシーベースの学習」「Well-Being」「PDCAで授業評価」などの講義の合間に、こちらの研修もアクティブラーニング手法を用いて、グループワークや実際に指導案を作ってもらうなど工夫して進行しました。
教育の専門家相手の研修で、しかも朝9時から夕方5時まで、2日間の研修を組むのに内容や構成を考え、作った資料は10種類、ワークシートにチェックシートと研修そのものをデザインし当日に臨みました。
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講義の内容は、論理的なものを実際の授業でどのように活かすか、どのような取り組みや評価を行うか、といったより具体的なものにし、アクティブラーニングを実行しました。

1日目に作ってもらった指導案で2日目に模擬授業をしてもらい、さらにPDCAサイクルに乗せ、Check、Actionさらに新しいPlanを作る実践をしてもらいました。
またジェスチャーで伝えるような楽しい要素も取り入れて研修を進めました。
研修後のアンケート結果は好評で、次回はモンゴルの校長先生700名に開催するためのヒントをいただきました。
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