JICA海外協力隊の世界日記

速達!ホンジュラス

豆乳作り

この国でも豆乳が一般的に飲まれます。豆乳(スペイン語:レチェ デ ソジャ:直訳すると「牛乳の豆」)が紙パックで売っています。同じサイズの牛乳を買うよりは少し高いです。また以前は各家庭で豆乳作りをしていたみたいですが、今は限られた家で作っているらしく、生徒らに話を聞くと「お母さんが作ってくれる」という生徒と、そうでない生徒に分かれます。

さて、調理実習で中学2年生が豆乳作りをしました。勿論、豆からです。

折角なので簡単に手順を綴ります。

1.大豆を一晩水に浸しておく

2.柔らかくなった大豆をミキサーにかける

3.沸騰したお湯の中にミキサーで挽きつぶした大豆を入れる

4.15分ほど煮る

5.こし器でこす(ここで残った物がおから、液体が豆乳と呼びます)

6.液体の豆乳を再度沸騰させて約20分煮ます

7.シナモンや砂糖、塩を加えて完成

どうでしょう、簡単ですよね♪出来たての味は本当に美味しい!心にも染み渡ります。

ちなみに、おから、の方は廃棄ではなく、先日のトルティージャに混ぜ込んでみたり、ソーセージ(牛や羊の腸に味付けしたおからを詰める)にしたり、日本で食べるおから(野菜のみじん切りや鶏肉を加えて和風味に仕上げた物)に近い料理を作ったりと、使用方法は意外にも似ています。

豆乳があるなら「豆腐」が作れるのでは?と思った方いらっしゃいますか?実は現在計画しています。にがりの代わりにマグネシウムで作れないだろうか…豆腐プロジェクトを秘かに考えている次第です。

ところで、学校にはお菓子や清涼飲料水等が溢れるほど売られています。自身の健康を考えて食べ物を食べる、という発想が生徒らにはまだまだ浸透していませんが、こういった調理実習を通じて感じ、考える機会であっても欲しいと願わずにはいられません。でも、生徒を虜にするお菓子は確かに私も好きです。日本には売られていない[プラタノ(食用バナナ)左下の写真]を揚げたスナック菓子は美味しいですよ。オススメです!

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