JICA海外協力隊の世界日記

速達!ホンジュラス

調理実習(マフィン)

この中高学校では通常の数学や理科等の平常科目に加え、農業、鉄鋼、木工、電子、商業、そして家政の技術6科が加わっています。学ぶにあたっては時間割が少し特殊で中学1年生は、すべての6科を6週間(約48時間)ごとに回り、一通り体験するシステムです。中学2年生になると平常科目+6科から1つを選択して各々の技術を学び、そして中学3年生も引き続き同一科で学びます。

今日はとある、1年生の調理実習(マフィン)作りです。

1クラスは大体10人前後で男女混合です。この国の認識として、「家政科」=「女子のみ」という認識がまだまだ強い部分もあり、実習中でも男子はなかなか参加せずいます。「同じ班の子を手伝おうね」と呼びかけることは多いのですが、今回のクラスは「僕がしたい!」と男子が活躍しています。実習では、調理器具を用いるよりも『手』で作業する事が多いです。それは…大量に作って、放課中に校内の生徒へ売りに行くから。日本の調理実習では調理手順を学び自分たちで試食、というスタイルですが、ここでは「売ること」を前提に実習が行われています。

どうやら美味しそうに焼き上がったみたいです!マフィンを少しデコレーションして、トレーに並べて売り歩く方法と、教室の前に机を並べて「マフィン販売中」と元気に売り込む姿が勇ましいです。

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