2016/04/20 Wed
町
町中の八百屋さん
町はずれにある青空市場は毎週日曜日と木曜日が仕入れの日であり、隣の県から売りに来る人と買物客で賑わいます。日本の卸売市場のような雰囲気の中、木の骨組みにビニールシートやトタン屋根の作りの建物は、大雨時には少し心もとない気もしますが、「何を探しているのかい?安いよ!」活気のあるやりとりは、世界共通ということを実感します。
今日はその青空市場ではなく、町中の八百屋さんについてです。
お昼休みに同僚の先生と町中の八百屋さんへ行きました。日本では見ないマンゴーベルデ(緑色の早熟マンゴー)、パパイヤ、ジュカ(キャッサバ)、プラタノ(食用バナナ)等が売られています。ホンジュラスは四季が夏と冬という2つだけであり、季節によって野菜や果物の入れ替わりが滅多にありません。来るたびに店内を見まわし、目新しい野菜を探すのですが…なかなかお目にかかれません。確かに首都テグシガルパのスーパーでは、ネギやナス等も売られており、輸入状況や流通の差を感じます。
この地で好きになった野菜と果物は、プラタノとパパイヤです。プラタノは、見た目も形状もほとんどバナナと同じですが野菜で、バナナより甘さが控えめです。揚げて食べることが多いのですが、私は「バーニョ・マリア」という名前の料理名で、茹でて食べるのが好きです。加熱すると甘味が増すので、バナナではない程良い風味に虜です。
また、日本ではパパイヤを見たことも買ったこともありませんでした。聞いたことはありました。パパイヤは食品アレルギーの一つでもあり、食べ過ぎると突如アレルギー反応が出てしまわないかと心配になりながらも、独特の芳醇な味わいに、生で、ジュースにして楽しんでいます。
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