JICA海外協力隊の世界日記

速達!ホンジュラス

蚊対策

グラシアス市の最近の最高気温は約32度、私の地元である愛知県名古屋市は夏日で35度以上になる時もあるのに、最近ここでの暑さにうなだれています。

暑いにも種類があり、日差しが刺さるようなカラッとした暑さなので、日陰に入って風が吹けば、多少なりとも涼めます。またクーラーは一般家庭には普及しておらず、扇風機が大活躍です。

学校の教室には基本的に冷暖房器具は無く、各技術科教室に一部設置されており、我が家政科の被服室には2台あります。授業中は快適に先生と生徒で涼を分け合っている、と言いたいですが、時々、停電があるため使えません。暑さで意欲が薄れている生徒を気遣い、同僚が彼女らと一緒に清涼飲料水を飲む光景は、ホンジュラスの穏やかさを感じます。

さて、暑いと言えば、発生するものは、蚊ですよね。デンゲ、チクングンジャ、シカ等も、ホンジュラス国内のみならず世界中を脅かしています。その対策として、身の回り・家や道路の掃除をする、水回りを綺麗にする(蚊が発生する環境をつくらない)等という事が大切であり、また個人的には日常的に虫除けスプレーなどを使っています。日本のような虫除けスプレーや防虫クリームも売っています。他にも、火をつける渦巻き型の蚊取り線香やコンセント式のタイプ(一番目に添付した写真はコンセント式のもので、防虫成分チップを用います。水色が新しい状態で、熱によって白くなったらチップのみを取り替えます)等もスーパーや薬局で手軽に買うことが出来ます。

また極力露出部分を減らすために、半袖のシャツ、薄手の長袖カーデガン、ズボン、靴下、靴という格好で学校へ行くことが殆どです。蚊に刺されると、継続して2~3日は痒みが続きます。しかも、虫除けスプレーは売っているのに、虫刺され後の『かゆみ止め』の薬が無く、日本から持ってきたものでしのいでいます。日本の蚊よりも強力なのでしょうか?

でも、この暑さ!時々、ワンピースにサンダル姿の同僚の姿を見ると少し羨ましくなります。

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