2016/07/13 Wed
文化
どっこいしょっっっ!
「どっこいしょっ!」や「ソーラン、ソーラン!」とのかけ声が、小学校の運動場に響き渡ります。小学校で活動をしている体育隊員を中心に、6月から【南中ソーラン節】を小学5・6年生に教え始めました。 初めは聞き馴染みのない音楽、手足の動かし方、リズム等に戸惑う子ども達でしたが、週に2回以上の練習を続けた結果、かなり踊れるようになってきました。オリジナルの振り付けを簡略化して繰り返しを多くする工夫を施し、更に視覚でも確認出来るよう、振り付けを絵にしてポスターを作りました。
話しは変わり、ここグラシアス市では7月20日が「レンピーラの日」という、街中の小学校、中学校等の学生が仮装をして沿道を練り歩きます。「レンピーラ」はホンジュラスの通貨単位(1レンピーラ=約5円)です。元々はスペインからの独立戦争で戦ったホンジュラスの英雄の名前がレンピーラであり、ここの町ではその英雄が戦死した場所であると伝えられています。レンピーラ、ホンジュラス先住民の衣装、スペイン兵士、町で働く女性、更に伝統ダンス衣装等に扮した行列を観に、アメリカやヨーロッパからも観光客がやってくる程です。 実は、ソーラン節の練習を始めた当初、この「7月20日にソーラン節を披露したい!」と話しを進めていたのですが、調整が難しく、結果として7月15日にお披露目をすることになりました。それに伴い、衣装である半被やハチマキをどうするのか、子ども達の練習成果を当日に発揮させられるか…多々、話し合いが進みます。
どうか当日「どっこいしょっっっ」元気一杯な掛け声で、観客を魅了させますように! さぁ本番まで残り数日です。
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