JICA海外協力隊の世界日記

純風満帆なバウカウ生活

惜別の風

どーも、東ティモールはバウカウの小林です。

さてさて、8月と言えば日本では送別会シーズン。ではありませんが、東ティモールバウカウ病院では春夏秋冬かまわず、毎月のように送別会が行われています。(ちなみに、夏季と雨季しかありません。)

何故かといいますと、独立後から医師不足であった東ティモール政府はキューバ政府と協力し、キューバ人医師を任期2-3年間毎に交代で受け入れていることから、毎月のように任期が満了して帰国するキューバ人医師の送別会があるためです。

そして今回は、整形外科の医師が帰国することになり、私の所属する理学療法科もお世話になっていることから、参加しました。Bonito・Bonitaですね。(ハンサム・美人)

手術室スタッフも加わり、もう一枚。これだけの人が集まるということは、医師の人柄が伝わってきますね。

このように他国からの援助の多いバウカウ病院では現地語のテトゥン語、インドネシア語、英語、スペイン語、バウカウ地方の方言のマカサエ語など多くの言語が使用されています。言語の問題というのも大きいですが、同じ病院スタッフとして目の前の患者を良くしたいという気持ちはみんな同じです。国際協力において、言葉を話せなくても同じ時間を過ごすということも大切なことかもしれませんね。

関係性を作れてきたところで整形外科医が帰国となってしまい惜しいですか、またどこかで会えることを信じ、惜別の風に乗られながらキューバへと安全に帰国してもらえればと思います。

さぁ、新しい医師はどのような人が来るかな。良い風吹いてます。

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