JICA海外協力隊の世界日記

純風満帆なバウカウ生活

体操の季節 ~寄る年波に逆風を~

どーも、Tua savというティモールのお酒のせいで4日間ほど下痢が続いていた小林です。安心してください、現在無事に復活しました!!

さて今日は東ティモールで始まろうとしている高齢者福祉についてです。

東ティモールは空前のベビーブーム、合計特殊出生率は5.9%(2017年)と日本の1.42%(2014年)に比べると多いです。(2013年は8.2%くらい、これでも下がったほう)

そのため、高齢者福祉は何かしら置いてけぼりな感じ。。。

一応、高齢者(60歳以上)は一人当たり一年で$360を国からもらえるようなシステムにはなっています。(1ヶ月$30、ちなみに一回屋台でごはんを食べると$1.5、一本600mlのお水は$0.25)

そんなこんなで、高齢者福祉なんかやってないかなーと考えていたところ、僕がポルトガル語を習っているシスターたちが寝泊りする寮の横にある建物で週2日やってました。

内容は

9:00-10:00 Pick up(大型バス)

10:00-10:30 朝食(おかゆ、結構おいしい)、礼拝

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10:45-13:00 各々やりたいことをやる。(カードゲームやおしゃべりなど)

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13:00 昼食

14:00 帰宅

はい、ということで10:45-13:00 各々やりたいことをやる時間に健康教室でもしませんかと僕から持ち掛けたところ、週1回の体操や健康管理の時間を設ける運びとなりました。各人の体重や血圧等測定し個人シートを作成すると、10人中9人が、膝の痛みを抱えているということで簡単に膝痛の原因を説明したのち、簡単な体操を実施。

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今月は体操や健康教室が転倒予防に効果があるかを調べて、ポルトガルシスターに報告することが目標です。

このシスター、本年80歳。一昨年、転倒して上腕骨を骨折して僕が理学療法を行いました。理学療法の大切さや、転倒予防の必要性を身をもって体験されたみたいです。僕もかわいがってもらい、全くしゃべれなかったポルトガル語をコミュニケーションがとれるくらいに育ててくれました。

日常の小さな出来事が大きくなっていき、活動にも影響してくるなーと感じる場面でした。

逆風に負けるな先輩たちよ!!!

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