2020/02/08 Sat
活動
活動紹介1
JICA海外協力隊は、合格通知と共に要望調査票という活動内容に関わる書類を受け取ります。調査票には配属先の情報、主に肉牛に携わる活動概要が示されていましたが、これだけではなかなかイメージが出来ていませんでした。
任地に到着すると、配属先の上司から仕事経験を問われました。日本では主に搾乳牛を対象とした仕事をしていた事を伝えると、まず搾乳牛舎での活動が始まりました。前任者(ベトうし日記参照)も任期途中で、配属先からの要請により活動内容が大きく変わったと聞いていたのですが、JICA海外協力隊は任地に入らないと、どの様な活動をするか分からないと身をもって知りました。
任地の搾乳牛は日本でよく見られ馴染み深い白黒模様のホルスタイン種、そのホルスタイン種に暑熱環境耐性の強いベトナム在来種の黄牛やレッド・シンディ種、ブラーマン種を交配した牛が飼育されています。交雑種の体付きは日本のホルスタイン種に比べて小ぶりの牛が多く、肉付きが良いのも特徴です。最初はこの体型の差に違和感を感じましたが、だんだん見慣れてきました。
上記写真手前の子牛は乳用種が朝の哺乳を終え、運動場に繰り出している様子。哺乳中は人と接する機会が多いので、このようによって来る子牛が多い。子牛の可愛さは世界共通。
写真は大きな耳が特徴の肉用種(ブラーマンとの交雑種)。普段は乳用種だけだが、幼くして母を亡くしたり、双子などワケあり肉用子牛が一緒に飼育されている。
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