JICA海外協力隊の世界日記

A day in the Vietnam life.

活動紹介2 〜活動の初まりと任地の人々〜

 少し話は遡りますが、ベトナムでの活動はまず任地での生活に慣れるところから始まりました。と言うのも、語学学校の先生は日本人の拙い発音に慣れていたので会話が成立しましたが、牧場ではそのようには行かず、赴任当初は全くと言って良いほど言葉が通じないレベルでした。言葉が通じないという事は、任地である牧場の状況把握は難しく、任地の同僚から少しづつベトナム語を教わりながら、少しづつ生活に慣れペースを掴んで行きました。そして本当にゆっくりと任地の状況を把握して行きました。

 1枚目の写真はビン氏(37歳)。強いリーダーシップでグイグイ仕事をしていく、牧場のキーマン。筆者が牧場赴任当初、子牛の飼育方法改善を共に行っていました。ビン氏は、多くの牧場の管理役も務めているので、あらゆることに目を配り、それらについて色々と質問される事も。新しいもの好きで、日本語を覚えるのも得意。筆者の友人が訪ねて来た際には、日本語で挨拶してくれました。

 写真2枚目は、カウンターパートの一人であるサン氏(27歳)と朝ごはんの風景。サン氏行きつけのこのお店は配属先の他の同僚にも人気で、肉牛牧場勤務の同僚にバッタリ出くわすことも多い。

サン氏は年齢も近く、こちらの下手なベトナム語に付き合ってくれる心優しき人。赴任当初、このサン氏と子牛の治療などの話題について英語を交えながら話し込むことが多く、その際にベトナム語を沢山教えてもらった。その為、筆者のベトナム語会話レパートリーは牛にまつわる物ばかりと偏った物に、、

(お二人のプロフィール紹介は、本人の同意を得ています)

※訂正とお詫び

 活動紹介1に掲載した写真2枚目の肉用子牛の説明で、品種をブラーマンとしていましたが、正しくはブラーマンの交雑種です。訂正してお詫び申し上げます。

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