JICA海外協力隊の世界日記

ZAMBIA ZAMBIVA‼

スポーツの時間

私の配属先のカレッジでは、毎週火曜日と木曜日の午後はスポーツの時間として時間割に割り振られています。

また、日曜日と祝日の午後も同様にスポーツに親しむ時間となっています。

学生たちは自分が参加したいと思うスポーツ(バスケットボール、バレーボール、フットボール、ネットボール、バドミントンなど)に参加し、2時間~3時間程度他の学生と一緒に汗を流しています。

先日、ホールにバドミントンコートを作成しました。(写真はその時の様子です)

ホールは、アセンブリーなどの行事やワークショップを開催するときなどにも使用される多目的室のようなものです。

全体が小さかったり天井が低いなどの点はありますが、このように屋内で体を動かせる施設があるのはとても恵まれていることです。

同僚の先生と共に協力しながら作成し、その後少し一緒にプレーしました。

実際に学生たちがバドミントンを行っている様子です。

ザンビア国内全ての学校に必要な道具が揃っているわけではないので、ネットやラケット、シャトルはとても貴重なものです。

スポーツのルールやフェアプレイの精神を学んでもらうことはもちろん大切なことですが、貴重な道具を大事に使用して長持ちさせることを意識してもらうことも非常に重要です。

陸上用のトラックもあるので、短距離走や長距離走、走幅跳びや走高跳びも行います。

ザンビアでは毎年4月に日本で言うインカレにあたる大会が開催されています。

ザンビアには教員養成校が29校ありますが、毎年各学校が順番でホスト校となり運営しています。

希望する全ての学生が参加できるわけではないので、それぞれの競技で選考会を行い、選ばれた学生がそのカレッジの代表選手として参加します。

UNDOKAIのように、”みんなが参加して協力しながら作り上げる”という概念も大切です。

しかし、”勝敗を争う”というのもスポーツの楽しみ方の一つであるので、大会に参加することや勝利を目指して頑張ることも大切な経験となります。

体育やスポーツを通して体を動かすことに親しみ、心身共に健康的に生きてほしいというのは、日本にいてもザンビアにいても保健体育科の教員として願うことは一緒であると感じます。

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