JICA海外協力隊の世界日記

ZAMBIA ZAMBIVA‼

授業の様子①

ザンビアの多くの学校では、5月中旬から第二タームが始まります。

多くの学校に共通していますが、開始一週目は学費の支払いが済んでいなかったりなどの諸々の事象で生徒が学校に来れず、実際のスタートは一週間遅れる…ということはよくあります。

私の配属先では、無事に先週から開始することができました。

授業では、実技で体を動かす前に少し時間を設けて、まず動きのイメージや仕組みを理解してもらいます。

理論の説明が終わったら、実際に一緒に体を動かします。

この日は、ラジオ体操を紹介しました。

学生にとっては初めて行う体の動きもあり、普段動き慣れていない学生はリズムを取ることにも苦労したり、無駄な力が入ってしまったりします。

一つ一つの動きの中でどの部分を意識するか、どう動かせば良いか、を丁寧に説明しながら一緒に取り組みます。

ザンビアでは、「Expressive Arts(情操教育)」という科目があり、体育と音楽と美術から構成されています。

つまり、体育が一つの科目として確立しているわけではないのが現状です。

なので、Expressive Artsのどの科目にも共通して言えますが、授業数が少ないことが課題です。

その中で、理論の時間も取らなければならないので、実際に体を動かす時間はさらに少なくなってしまいます…

その少ない時間の中で、どのようにすれば体育の授業の魅力を伝えられるか…が私の課題です。

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